石破氏、首相就任前の解散・総選挙表明「なぜ急ぐ」「裏金かわす?」「党首討論しっかり」関西の街で… | ラジトピ ラジオ関西トピックス

石破氏、首相就任前の解散・総選挙表明「なぜ急ぐ」「裏金かわす?」「党首討論しっかり」関西の街で…

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 自民党の石破茂総裁は10月1日、国会で第102代の総理大臣に選出され、同日中に内閣を発足させる。

 石破総裁は9月30日に会見し、次期衆議院選挙を10月27日投開票の日程で行うと公表した。

自民党総裁選は9人が立候補、「5度目の正直」で石破茂氏が9月27日、第28代総裁に

 異例ともいえる首相就任前の衆議院解散・総選挙表明、関西の街でもさまざまな声が挙がった。

 神戸市灘区の会社員男性(40代)は、「石破さんはもともと、解散・総選挙について慎重だったはず。総裁選挙の時も、国会論戦をして有権者に判断材料を示してから、という考えだったのではないか。なぜ急ぐのか」と疑問を呈した。

 兵庫県明石市の自営業男性(60代)は、「就任直後の『ご祝儀相場』を狙っているのが見え見えだ。裏金問題や統一教会との関係を野党に追及され、ボロが出る前に選挙をやってしまう。とにかく惨敗するのを避けたいのだろう」とあきれた様子で答えた。

大阪・戎橋
神戸・三宮

 「(立憲民主党・野田代表との)腰を据えた党首討論が見たかったのに」と話すのは大阪市北区の主婦(50代)。「トップの顔が変わって、少し興味を持てると思っていたが、解散ありきの党首討論ではしらけてしまう」と話す。

 大阪府吹田市の団体職員の女性(40代)は、「自民党総裁選挙が内輪で盛り上がっただけで、本当に物価対策や、地震と豪雨被害に見舞われた(石川県)能登の被災地支援の話が出てこない。総選挙の大義がわからない」と指摘した。

 石破総裁が示した、「10月9日に衆議院解散、総選挙は10月15日公示、27日投開票」は、10月1日の就任から26日後の総選挙で、現行憲法下では最短。
 2021年、岸田文雄前首相就任時の最短記録(2021年10月4日就任、10日後に解散)を1日更新した。10月9日の衆院解散も、石破総裁の首相就任8日後で最短。

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