ICT・ロボット、健康・医療、空飛ぶクルマ・ドローンなど最先端の技術が集まる「国際フロンティア産業メッセ」。西日本最大級の産業総合展示会として、今年9月に神戸市内で開かれた。その中での「こうべしんきんビジネスメッセ2024」には様々な兵庫・神戸の企業が出展。
今シリーズでは、メッセを通じて発信された各企業の独自技術やサービスを全22回にわたって紹介する。第11回は施設空間デザインを提供する株式会社エルブレイン(兵庫県西宮市)。
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同社はおもに全国のセレモニー会場やホテル・レストランといった事業の運営会社を対象に「施設空間デザイン」を提供。また、それに伴う家具の輸入と販売を手掛けている。総務部の石野康春さんは、「空間デザインにおける最近の傾向として、なるべくシンプルでごちゃごちゃしないというものを皆さん選ばれます」と話す。
グループ会社が温浴施設やグランピングを経営している関係で、そういったジャンルの施設内装や家具・建材も手掛けているのだとか。また、「フェイクグリーン」といわれる観葉植物も扱っている。その名の通り“フェイク(ニセモノ)”だが、その佇まいはかなりリアル。パッと見た感じは、本物と見間違えるほど。生きた植物ではないため、水やりや光を当てたりといった世話が必要ないため喜ばれているという。
石野さんに今年の展示会の印象を聞くと、「コロナ禍のときよりも人が多く、皆さんマスクもされてないので自由に話も聞きやすいです」と笑っていた。
※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2024年10月1日放送回より
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