阪神間で焼肉店「焼肉 勝っちゃん」を3店舗展開する「勝っちゃんグループ」の運営元、有限会社スリーアップフーズは、新型コロナウイルスの収束に向けた支援として、同社が運営する焼肉店が手がけた焼肉丼やテイクアウト商品の売り上げの5パーセントを西宮市に寄付するプロジェクト「焼肉勝っちゃん コロナ撲滅 テイクアウトプロジェクト」を5月1日から開始した。
有限会社スリーアップフーズは、代表取締役を務める三上勝二さんの名前を冠した「焼肉 勝っちゃん」を神戸市、尼崎市、西宮市で3店舗展開。特に、西宮の「炭火焼肉・石焼ビビンバ勝っちゃん西宮店」(国道43号線沿い西宮神社南向かい)は週末は予約がないと入れない人気店で、2005年から15年以上地元に愛されている有名店。神戸市と尼崎市の2店舗はランチと食べ放題が人気の店舗だ。
代表取締役の三上さんは島根県出身。分割前の旧国鉄時代の大鉄に入社(現JR西日本)。駅員や踏切番業務・みどりの窓口での経験がある異色の経歴を持つ。数十年前、一念発起して脱サラし、外食チェーンのフランチャイズ店舗経営や多岐に渡る経営手腕を発揮。現在に至っている。
日本経済の浮沈をみながら外食産業の先端を走り続けているが、昨今の新型コロナウイルスの影響により、3店舗とも厳しい営業状態が続いている。それでも、状況を少しでも打開するために、営業時間の短縮やテイクアウトを開始し、新型コロナウイルスと戦っている状態である。
三上さんは長期化するこの時間とともに「自分たち飲食業界だけではなく、医療従事者の皆さんは病院等の最前線で新型コロナウイルスと戦っている、命がけで。我々ももっと頑張らないと」と強く感じるようになり、この「焼肉勝っちゃん コロナ撲滅 テイクアウトプロジェクト」を始めることを思い立った。
テイクアウト商品はリーズナブルなラインナップながらボリューム満点、しっかり食べてパワーを付けてほしいと語る。
対象となる商品は、調理済の焼肉丼や調理前の精肉など、テイクアウト商品すべて。勝っちゃん秘伝のタレもテイクアウトできるため、自宅で本格焼肉の味を味わうことができる。
勝っちゃんグループ ホームページ
https://www.kacchan-group.com/