シンガーソングライターのかわにしなつきが、このたび、ラジオ番組に出演。SNSで注目が集まるようになったきっかけや曲づくりについてなど、さまざまなトークを繰り広げました。
かわにしさんは、奈良県出身のシンガーソングライター。2020年よりアーティスト活動を開始し、地元・関西での路上ライブの様子がTikTokを中心に話題となり、現在、SNSの総フォロワー数は35万人を超える人気となっています。
その人気ぶりは国内のみにとどまらず、韓国を中心としたアジア圏でもリスナーが急増中。先月11月20日(水)には、新曲『センチメンタルとホットコーヒー』をリリースしました。
現在、東京を拠点に活動しているかわにしさん。日常生活を送るなか、電車内の静かさなど「関西とは違う」と感じることが多くあるそうで、その違いはシンガーとしての活動中にも感じるといいます。
「人の多さやったり、関西にいたときには見えへんかったことがどんどん見えてきて、『自分ってちっぽけかも』と思う瞬間がめちゃくちゃあります。『やっぱり上には上がいるな』と思うけど、東京に行かないとわからんかったから、『どんどん食らいついていきたい』という気持ちです。東京は、“なんか頑張らな”と思う場所ですね」(かわにしさん)
楽曲はもちろんのこと、トークも人気だというかわにしさん。例として、「back numberさんの『君の頼んだものの方がさ なんでも美味しかったり』(『チェックのワンピース』より)という歌詞。これ思ったことある人めっちゃいる説、みたいなことを言っていました」と話しました。
また、当時は顔出しをせずに歌唱する人が多かったなか、顔出しをして、さらに関西弁での恋愛あるあるトークをしていたことでも注目を集めていたそうです。
11月20日(水)にリリースされた新曲『センチメンタルとホットコーヒー』は、男女での恋愛観の違いや、“強がる自分”と“甘えたい気持ち”の狭間で揺れる気持ちを描いた、感傷的なラブソング。人肌が恋しくなるような冬のはじまりにぴったりな楽曲です。
普段の楽曲制作について尋ねると、かわにしさんはこのように答えました。
「結構いろんなタイミングで(作っている)。それこそ、散歩しているときに夕焼けを見て『うわ、めっちゃきれい』と思って作ったりとか。でも、『よし、作るぞ』と机に向かって作るときもあるし、いろんな曲を聴いているなかで『こんな曲を作りたいな』というところから、その曲をリファレンスに制作するなど、いろんなタイミングで作っていますね」(かわにしさん)