天王寺動物園が1月1日、開園110周年! 同日は入園無料 園長講演会、キリンの誕生日会など開催 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

天王寺動物園が1月1日、開園110周年! 同日は入園無料 園長講演会、キリンの誕生日会など開催

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区)は2025年1月1日、開園110周年を迎える。同園は記念日の元日、入園を無料とし、記念のポストカードを配布するほか、園長による講演会、キリンの「お誕生日会」なども開催。あわせて1年間を通じ、各種記念イベントを開く予定という。

 同園は1915(大正4)年1月1日にオープン。現在営業している動物園としては、国内で3番目に古い。天王寺公園内にあり約11ヘクタールの園内で約170種約1000点の動物を飼育している。大阪市が経営していたが、2021年から地方独立行政法人となった。

天王寺動物園の新世界ゲート(同園提供)

 元日は無料開園し、特別デザインのポストカードをプレゼント(9時半~、先着3000人に配布)するほか、110年の歩みについて向井猛園長が語る記念講演会(11時15分~)、キリン「ハルカス」に“お誕生日ごはん”を提供する「お誕生日会」(13時15分~)を催す。専門学校の学生が意匠を手掛けた、新たなラッピングの動物輸送車のお披露目(9時半~9時45分)と展示会(9時45分~17時)、子ども用の飼育員ユニフォームを貸し出す「こどもユニフォーム撮影会」(午前の部9時45分~12時15分、午後の部13時半~16時半。いずれの部も要整理券)なども行う。

2025年1月1日、12歳の誕生日を迎えるキリン「ハルカス」(天王寺動物園提供)
「お誕生日会」では、ハルカスに特別メニューが提供される(天王寺動物園提供)

 また、毎年恒例の企画展で、今回はヘビをテーマとした「干支の動物展2025~巳~」も20日(金)から1月13日(月)まで園内のホールで開催。110周年ロゴを入れた記念の時計(110本限定)やTシャツ、ミニタオル、マグカップ、トートバッグ、クリアファイル、アクリルキーホルダー、金平糖などを園内売店と動物園オンラインショップで販売する(一部商品は1月1日から)。

ボールニシキヘビ(天王寺動物園提供)
向井猛園長(天王寺動物園提供)

 同園の向井猛園長は「多くの方々に支えてもらいながら今日を迎えることができた。2025年は大阪・関西万博の年でもあり、開園110周年とあわせて、地域の皆さんとともに天王寺動物園を盛り上げていきたい」と話している。

 開園時間は9時半~17時。12月29~31日と月曜休園。問い合わせは同園06-6771-8401。

天王寺動物園110周年のポスター(同園提供)
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