立花孝志氏「死亡の元県議、逮捕される」発言撤回 兵庫県警本部長「事実無根」異例の言及、明確に否定 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

立花孝志氏「死亡の元県議、逮捕される」発言撤回 兵庫県警本部長「事実無根」異例の言及、明確に否定

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 斎藤元彦・兵庫県知事らのパワーハラスメントなどの疑惑を調査する兵庫県議会・調査特別委員会「百条委員会」委員だった竹内英明元県議(ひょうご県民連合)の死亡をめぐり、政治団体「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志氏が、「竹内氏が兵庫県警の捜査対象だった」などとSNSで発信したことについて、兵庫県警は20日、「まったくの事実無根」と完全否定した。

立花孝志氏

 同日開かれた県議会・警察常任委員会で村井紀之(としゆき)本部長が、委員からの質問に答えた。

 都道府県警察のトップである本部長が、公式の場で個別の捜査状況について言及するのは極めて異例。

兵庫県議会

 村井本部長は、「通常は差し控えているが、事案の特殊性に鑑みて答弁する」としたうえで、「(立花氏による)明白な虚偽がSNSで拡散されていることは極めて遺憾。(竹内氏を)容疑者として任意聴取をしたことはなく、ましてや逮捕するといったような話は全くない」と明確に否定した。

兵庫県警本部(神戸市中央区)

 竹内氏の死亡をメディア各社が報じたのは19日午後。これを受け立花氏は同日、自身のYouTubeチャンネルで、「竹内氏があす(20日)、兵庫県警に逮捕される予定だった」という趣旨の発言をしていた。

 さらにXにも「兵庫県警から任意の取り調べを受けていた。こんなことなら逮捕してあげた方がよかったのに」と投稿していた。

 立花氏はその後YouTubeチャンネルを更新し、「兵庫県警本部長が県議会で、(竹内氏の)逮捕の予定や任意の事情聴取があったことを全面否定した。その状況を受けて私が事実と異なることをインターネットで発信したことについて謝罪する」という趣旨のコメントを述べた。

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