地元で表彰 SV女子の姫路 初代監督の竹下氏 教え子らの栄誉に感無量「ここにいてくれてうれしい」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

地元で表彰 SV女子の姫路 初代監督の竹下氏 教え子らの栄誉に感無量「ここにいてくれてうれしい」

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 バレーボール・SVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路と、同クラブ所属でバレーボール日本女子代表の井上愛里沙選手・宮部藍梨選手が、令和6年度の姫路市スポーツ賞で表彰されました。この栄誉について、元バレーボール日本女子代表セッターで、ヴィクトリーナ姫路初代監督の竹下佳江氏(現、ヴィクトリーナ姫路エグゼクティブアドバイザー)が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で感想を語りました。

「姫路市スポーツ賞」は、姫路市でスポーツに関して優秀な成績を収めたチームや個人を表彰する制度。令和6年度は24団体、計295名が受賞しました。

 同賞には「スポーツ栄誉賞」「スポーツ大賞」そして「スポーツ賞(金賞・銀賞・銅賞・奨励賞)」が設けられており、このたび、ヴィクトリーナ姫路のチームが「天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会」優勝を称えられ「金賞・団体」を、ヴィクトリーナの井上愛里沙選手と宮部藍梨選手が「2024年FIVB女子バレーボールネーションズリーグ」での功績を称えられ「大賞・個人」を、それぞれ受賞しました。

 2月13日に姫路市役所で行われた授賞式では、チームを代表としてキャプテンの柴田真果選手と櫻井美樹選手が出席。個人で受賞した井上選手や宮部選手とともに、壇上に並んで笑顔を見せました。

「姫路市スポーツ賞」表彰式より。写真左から、ヴィクトリーナ姫路の井上愛里沙選手、柴田真果選手、櫻井美樹選手、宮部藍梨選手(写真提供:ヴィクトリーナ姫路)

 この話題について、竹下氏は、授賞式の話が出るまで姫路市でそういったスポーツ表彰が行われているのを知らなかったとオンエアで吐露。「すみません……」と述べたうえで、「私たちがヴィクトリーナ姫路で現役(当時は監督)として頑張っていた頃は、まだまだ弱いチームだった。そう考えると、(今回の表彰について)すごく、じわっと、あたたかい気持ちになりましたね。櫻井選手なんて、チームの立ち上げからいる選手なので、良い所も悪い所も経験してきた彼女がここにいてくれることが、とてもうれしいです!」と、草創期からチームで奮闘し続ける教え子の櫻井選手ら、ヴィクトリーナの選手たちの勇姿に、感無量の様子でした。

 一方、竹下氏自身は、現役時代、日本女子代表やクラブチームで数々の賞を受賞しています。ただし、個人で獲得した賞のトロフィーや表彰状などは自宅に飾ってないことを、オンエア後のトークで明かしました。

「私ね、飾っていないんですよ。もちろん、受賞した時の思い出は、今でももちろん思い出せますし、うれしかったです。けど、飾ってはいないですね。性格ですかね……。子どもが学校で受賞した表彰ばかり飾っていますね。(自身の獲得した)メダル系も全部タンスの中ですね。ちなみに、旦那(江草仁貴氏 現、阪神ファーム投手コーチ)も賞などたくさんあるけど飾ってないな……(笑)。ただ、実家では父が飾ってくれていて、そのままなので、今も飾ってあります。旦那も実家には飾っていたかと思いますね」

※ラジオ関西『竹下佳江のいいな117ヴィクトリーナ』より

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