このたび、神戸・三宮の地下街「さんちか」1番街がリニューアルオープンし、神戸初出店となる食品スーパー2店舗がオープンしました。これをもって、2022年から行われてきたさんちかの大規模リニューアルが完了。3月27日(木)には「さんちか再整備事業完了」の記念式典が行われ、同日は新店舗に訪れる人々でにぎわいました。
さんちかは、1965(昭和40)年に「さんちかタウン」としてオープンし、神戸の玄関口である三宮の地下のにぎわいと、鉄道駅の乗り継ぎ地点として歩行者動線を担ってきました。JRや地下鉄など各線よりアクセスできることから、1日およそ15万人にも上る通行量を支え、今年60周年を迎えました。
60周年を迎えるにあたり、大規模リニューアルが行われてきた、さんちか。2024年2月に2番街と夢広場の改修が完了し、同年12月には神戸市営地下鉄三宮駅への新通路がオープン。そして今回の、1番街の新店舗開業により再整備事業が完了しました。
関東で知名度が高い高級スーパー「紀ノ国屋」が運営する「紀ノ国屋アントレ」は、兵庫県産の食材を使った総菜や、地元企業との協業によるオリジナル商品など、高品質な商品を販売しています。ちなみに、店名の「アントレ」はフランス語で「入り口」を意味し、“多くの人を迎える入り口を目指したい”という意味が込められているそうです。
一方、「ビオラル」は、大手スーパーマーケット「ライフ」がプロデュースするナチュラルスーパーマーケット。「自然を感じるくらし、もっと身近に」をテーマに、オーガニック食品や健康にこだわった身体に優しい商品が並びます。さんちか店では、近畿圏のビオラルで初導入となる対面販売の総菜コーナーも設けられています。
さて、今回のさんちかリニューアルでは、兵庫県出身のコピーライター・西井哲生さんが考案した『おうちごはんを、乗り換えよう。』というメインキャッチコピーが掲げられています。
コンセプトは、『忙しい日常でも、まるで電車を乗り換えるように。そんなちょっとした“乗りかえ”で、毎日の食卓がちょっとごちそうに、もっと豊かに、もっと楽しくなる』。「さんちかのリニューアルが、日々の生活に小さな変化をもたらすきっかけになれば」という願いが込められています。





