吉本興業のお笑いコンビ・はるかぜに告ぐ(一色といろ・とんず)がパーソナリティーを務めるラジオ番組に、先輩芸人のスナフキンズが出演し、トークを繰り広げた。

スナフキンズは、 2017年に結成されたコンビ。大阪・八尾出身の朝地亮介と岡山出身の松永ボディからなり、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校34期。同期にはさや香、蛙亭、華山、ファイヤーサンダーなどがいる。
松永の特技には、「単語を言うと、すぐにラ行を差し込める」という謎の項目が。たとえば、「めがね」なら「めれがらねれ」と、同じ母音のラ行を入れ込んだ単語をすぐ返答できる、というものらしい。
「ラ行」「ん」「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」のほかに「伸ばし棒が入っていない単語が望ましい」など、意外にも厳しい条件のもと、まずは試しにとんずが『スナフキンズ』でお願いすると、「スるナらフるキりンるズる」と即答。「ん」が入っている単語ながらも、問題なく回答してみせた。
即答ぶりはすごかったものの、なんともいえない微妙な特技に、松永本人も「後輩が困ってる」と申し訳なさそうな様子。そのうえで、「ひとつ理解してほしいのは、俺も最近は(特技だと)言っていない。今日中にプロフィールから消します」と訂正を宣言した。
一方、映画に詳しいという朝地にも、「適当に50音を言うと、その文字からはじまる興味がわく架空の映画のタイトルを言える」という、またしても“謎特技”があるのだとか。
実際にやってみようということになり、最初のお題は『ら』。「わかりやすい感じに」ということから考えられたタイトルは『ライオンのジョニー、ニューヨークへ行く』だったが、スタジオ内はピンと来ていない様子。
次に『こ』というお題で『コジマタカシの一生』、『さ』で『さらば愛しのエスパー』まできたところで、ついに“なんとなくありそうで興味がわく”という感覚がつかめてきたのか、といろは「どういう映画なんやろ。Vシネマかな」とつぶやいた。
とんずから出された『びゃ』という難しめなお題には、『ビャンビャン麺を食べたくて』とレスポンス。このタイトルには、「麺を探し求めるロードムービーや」と一同大盛り上がり。
これで終わりかと思いきや、といろはさらに『ず』とリクエスト。 朝地は「こういうの3つぐらいでだいたい終わりなんやけどね」と困惑しつつ、『ズッキーニパーティー』と返し、続けて投げかけられたお題『ざ』には『ザッケローニの一日』と対応してみせた。
ひととおり盛り上がったところで、とんずが「映画に詳しいからとて、無理に映画の特技を作らんでいいですよ」と冷静なひと言。朝地の「映画詳しいのと関係ないよな」という言葉にうなずきつつ、「楽しい特技でした」と締めくくられたかのように思えたが、ここで終わらせなかったのがとんずだ。





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