大阪・関西万博の開幕日である4月13日、同公式キャラクター「ミャクミャク」を日本の漆(うるし)工芸で表現したオブジェ「漆のミャクミャク」(中川政七商店)が、万博会場内で数量限定販売されます。

細胞と水がひとつになり誕生したふしぎな生き物・ミャクミャクから着想を得て、水のように潤いある質感やものづくりに水分が欠かせない工芸として「漆」を取り入れたという、福井県鯖江市の「漆琳堂」が製作した今回の一品。漆の4つの加飾技法(螺鈿、卵殻貼り、変わり塗り、真塗り)が用いられ、圧倒的な存在感を放っています。


「漆のミャクミャク」のサイズは、本体の高さが25cm、台座高さ2.5cm。価格は税込み165万円。万博会場内オフィシャルストア西ゲート店KINTETSUで数量限定販売されるほか、場外でも中川政七商店オンラインショップで限定1体、抽選販売されます。抽選受付期間は4月13日(日)午前10時から5月7日(水)午前9時59分まで。中川政七商店の近鉄あべのハルカス店で実物が展示されます。

なお、中川政七商店からはこのほかにも、約20万円する「硝子のミャクミャク」など日本の伝統工芸を用いたミャクミャクのオブジェや、会場内のみで購入可能なミャクミャク・近鉄百貨店とのコラボ商品(「職人技とユーモアが光る、暮らしの道具12種」)が、大阪・関西万博の開幕日(13日)から販売される予定です。詳細は中川政七商店の公式サイトに掲載されています。





