レコードに鳥肌! “ネオ昭和”のカリスマ・阪田マリン「チェッカーズきっかけに昭和にのめり込んだ」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

レコードに鳥肌! “ネオ昭和”のカリスマ・阪田マリン「チェッカーズきっかけに昭和にのめり込んだ」

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 ネオ昭和アーティストとして活躍する阪田マリンがパーソナリティーを務めるラジオ番組『Clip木曜日』(ラジオ関西、月-木午後1時~)で、昭和好きになったきっかけのチェッカーズ、そして昭和の音楽について語りました。

 この日は、ともにパーソナリティ―を務めるサマンサ・アナンサが休みだったため、『Clip月曜日』の近藤夏子がピンチヒッターとして番組を進行しました。

 コーナー冒頭では、「コーナータイトルにある『やっぴー』ってどういう意味?」と近藤から尋ねられたマリンは、「『やっほー』のことです」と説明。昭和の皆さん、使っていました?

ネオ昭和アーティストの阪田マリン

 子どものころ、祖母の家でレコードプレーヤーを見つけたマリン。針を落とすだけで音楽が流れることに感銘を受け、さらに、父が残していたチェッカーズのレコード『 SONG FOR U.S.A.』を聴いて鳥肌がたったのだそう。

 この体験をきっかけに「昭和の世界にのめり込んだ」と、当時を回顧。ちなみに、近藤も最近までレコードの存在を知らなかったといいます。

スタジオの近藤夏子と阪田マリン

 チェッカーズは、福岡県久留米市で結成された男性7人組のバンド。福岡出身のアーティストは多く、昭和時代には松田聖子、最近では家入レオなどがいます。ロックシーンでは、鮎川誠(シーナ&ザ・ロケッツ)、石橋凌(ARB)などが福岡出身として知られます。

 1983年に『ギザギザハートの子守唄』でデビューしたチェッカーズ。数々のヒット曲を世に送り出しただけでなくファッションなどにも大きな影響を与えてきましたが、1992年に解散。マリンはラストコンサートのビデオを見たそうで、「この時代に生きていたかった」と悔しさを語りました。

 ファッションでは特に、藤井フミヤの前髪を少し垂らすスタイルをマネする男子が急増しました。

 当時は、バンドブーム真っ只中。多くの人がバンドを組んでいましたが、チェッカーズのコピーバンドをするには1つハードルがあったそうです。それは、サックスを演奏できる人が少ないという問題。なかには、吹奏楽部と軽音楽部をかけもちする人もいたようです。

 昭和の時代、アイドルやアーティストのコンサートでは“親衛隊”と呼ばれる熱狂的なファンがいました。楽曲に合わせて掛け声を入れるという応援方法があり、事前に集まって練習したり、リーダーがみんなをまとめたりしていたそうです。

 昭和の音楽トレンドに触れた近藤は、「サザンオールスターズや松任谷由実など、レコードでデビューし、いまも活躍している人はすごい」とコメント。同じミュージシャンとして敬意を表しました。

 スタジオでは、昭和時代の楽曲にあわせて一緒に歌う2人。非常に楽しそうな様子が伝わってきました。

※ラジオ関西「Clip木曜日」2025年4月17日放送回より

近藤夏子と阪田マリン

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