兵庫県 医療従事者への支援金額が1億円に迫る 762の個人や事業者が寄付 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫県 医療従事者への支援金額が1億円に迫る 762の個人や事業者が寄付

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

 兵庫県は、新型コロナウイルス対策に昼夜を問わず奮闘している医療従事者を支援するための基金に、17日までに762の個人や事業者から約9千万円の寄付があったと発表した。県は18日からクレジットカードによる申し込みに対応をはじめ、更なる支援、協力を得たい考え。

「ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金」ホームページより
「ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金」ホームページより

 先月の4月27日から募集を始めた「ひょうご新型コロナウイルス対策支援基金」は、新型コロナウイルス対策の最前線で活躍する医療従事者への医療資材や飲食の確保、宿泊施設の提供や心と体のケアに充てられる。当初より「少なくとも1億円以上」の目標金額を設定。兵庫県の井戸敏三知事は、18日の定例記者会見で、「皆様のご協力により(約20日間で)ほぼ達成できた。寄付金を活用した事業の展開を配分委員会で決め、都度配布していきたい」と感謝を示した。

井戸敏三知事が広く集まった寄付に感謝を述べた(18日午後=兵庫県庁)
井戸敏三知事が広く集まった寄付に感謝を述べた(18日午後=兵庫県庁)

 同基金は、18日からクレジットカード(VISA / Mastercard)とPay-easy(インターネットバンキング)の取扱いを始めた。5,000円以上1,000円単位の寄附が対象で、ホームページ(https://hyogo-kikin.jp/)のリンクボタンからアクセスできる。県内の銀行などへの振り込みは今までどおり対応する。

 ホームページ上では、井戸敏三兵庫県知事のほか、安藤忠雄氏、佐渡裕氏、本庶佑氏など、兵庫にゆかりのある著名人らが支援を呼びかけている。

LINEで送る

関連記事