神戸空港の国際チャーター便就航からひと月が経過したことを受け、神戸市の久元喜造市長は21日、この1か月で計175便が運航、約5万人が利用し、平均搭乗率はおよそ82パーセントだったことを公表。「全体として大きなトラブルもなく、国際化は順調にスタートできた」と評価した。
同日の定例記者会見で話した。神戸空港では4月18日から韓国、中国、台湾の航空会社4社が5路線を開設、週40便がアジア各都市と神戸を往復している。4月30日と5月4日にはベトナムとの観光ツアー便も運航した。


会見で久元市長は、4月18日から5月17日までの状況を報告。▽空港での各種手続きが20分程度で非常にスムーズに出入国できる▽国際便が発着する第2ターミナルにオープンした免税店も好調▽三宮と神戸空港を結ぶバスの乗車率が国際化前よりも上がっていることなどを挙げ、「国際チャーター便は順調にスタートしたので、2030年の国際定期便就航に向けて新たなターミナルの検討に入りたい」と意欲を示した。






