昨年、再始動したWANDSの第5期メンバーでボーカルの上原大史が、ラジオ関西の番組に電話出演し、加入時の気持ちや、意外な一面を披露した。
WANDSは、「もっと強く抱きしめたなら」「世界が終わるまでは・・・」などのヒットで知られる90年代の音楽シーンを代表するバンドの1つ。
上原は、これまで、関西のインディーズバンドをはじめ、様々な音楽プロジェクトに参加していたが、WANDSのプロデューサー長戸大幸に見出され、バンドの再始動に新しく加わることになった。上原はこう語る。
「このプロジェクトが始まる半年前から、ちょいちょいすれ違い際に『WANDSやってよ』みたいに軽い感じで長戸大幸さんに言われて。最初は『冗談かな』って思っていたんですが、急に、本当に直前になってバタバタとメンバーで集まったりすることになって、あれよあれよという間に決まって……」
上原が覚悟を決める間もなくスタートしたプロジェクトだったが、伝説のバンドに自分の名前が刻まれることに関しては不安もあったという。
「決まったときは、『えっ!? 俺で大丈夫?』と思いました。バンドがすごすぎて。(ファンに)最初は受け入れてもらえないと思っていたので、半年か1年くらいは大変かなと思っていたんですが、思っていたより、すごく受け入れてもらえたり、応援してくれたりとかがあって、ありがたかったですね。あと、メンバーも大先輩の方々なので、『どんな人なんだろ? 怖いな……』と思っていたんですが、すごく優しくしていただいて、やりやすい環境を作っていただいています」(上原)
伸びやかななかに男の色気を感じる声はもちろん、そのイケメンぶりにも注目せざるを得ない。学生のときはさぞかしモテただろうと思いきや、「高校生のときは誰とも付き合わなかったですね。もう『ギターが恋人だ!』って言って回っていて、硬派というか、オタク気質なんですかね。もう、『音楽!』って決めたら、音楽しか見えなかったという感じでした」(上原)
そんな音楽オタクだった上原が、影響を受けたアーティストは、サイモン&ガーファンクル、80年代の日本歌謡全般、ヘビーメタル、ビジュアル系。あと、きゃりーぱみゅぱみゅも好きと、幅広い。
また、プライベートでは「フルーチェ」を作って食べるのが楽しみという。「すごいハマってます。週に1回は食べてますね。いちご味が好きですね」と意外にかわいい一面ものぞかせる。