バレーボール・SVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路は、17日、アヴィタル・セリンジャー監督、ならびに、女子日本代表の宮部藍梨選手をはじめとする10選手と、2025-26シーズンの契約を更新したと発表しました。
初年度にVリーグ女子2部で完全優勝、2年目にはクラブ初のメジャータイトルとなる皇后杯優勝、SVリーグ初年度でのプレーオフ進出に導いたセリンジャー監督。このたびの契約更新について、クラブを通じて次のようにコメントを発表しています。
〇アヴィタル・セリンジャー監督
「ヴィクトリーナ姫路のヘッドコーチとして契約を延長できたことを誇りに思います。2年前にスタートしたトップチーム、トップ組織への道を、これからも一緒に歩んでいきたいと思います。残留する主力選手、そして新たに加入する選手たちとともに、私たちは困難に立ち向かえるよう努力していきます。また、現役を引退した選手たちがチームの一員として残ってくれることを大変嬉しく思っています。マネジメントやコーチとしてね。彼女たちが残ることで、私たちは、『選手たちの現役引退後のキャリアをサポートする』『彼女たちの知識と経験を活用することで、チームの文化の継続と発展を確保する』以上のような重要なポイントを達成できると思っています。今シーズンもサポーターのみなさんからの温かい応援をよろしくお願いします」
一方、選手については、宮部選手や、チームのエース格でもある女子タイ代表のチャッチュオン・モクシー選手をはじめ、櫻井美樹選手、田中咲希選手、佐々木千紘選手、ミンニャ・オスマジック選手、渡邉かや選手、伊藤麻緒選手、足立溜奈選手、吉田眞奈選手が、新シーズンも姫路の一員として戦います。
そのうち、宮部選手は「ヴィクトリーナファミリーの皆さん、スポンサーの皆さま、日頃からのご声援とサポート心より感謝いたします。この度、2025-26シーズンもこれまでと変わらずピンクのユニフォームを纏い、姫路の地を背負いプレーすることを決めました。またこのチームの一員として戦えることが嬉しく、また誇らしく思います。今シーズンも私たちの戦う姿を見届けてください! 応援よろしくお願いいたします」と、クラブを通じて意気込みを述べています。
昨シーズンに新加入した、女子日本代表の秋本美空選手・河俣心海選手や、野末朋那選手、矢田和香選手、山本侑奈選手については、2025-26シーズンの契約はすでに完了済み。また、新加入選手については、6月および7月に発表を予定しているとのことです。
なお、2024-25シーズン限りで現役を引退した選手のうち、元日本代表の井上愛里沙さんは7月から始動するヴィクトリーナ姫路ユース(U-15)チームの監督に就任。同じく元日本代表の柴田真果さんはトップチームのコーチに、元日本代表の荒谷栞さんは株式会社姫路ヴィクトリーナのアカデミー事業部に、 野津亜珠佳さんはトップチームのマネージャーに就任することが、すでに発表されています。





