川嶋あいが新設小学校の校歌制作 思い出の地・山口県光市への思い語る | ラジトピ ラジオ関西トピックス

川嶋あいが新設小学校の校歌制作 思い出の地・山口県光市への思い語る

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 シンガーソングライターの川嶋あいさんが、山口県光市に新設された大和小学校の校歌を制作。同市での思い出や校歌に込めた思いを語りました。

番組パーソナリティーのシンガーソングライター・川嶋あいさん

 大和小学校は、今年4月に4つの小学校が統合して誕生。その第一歩を祝うにふさわしい校歌には、川嶋さんにとって深い縁のある光市への感謝と記憶が込められています。

 16歳で母親を亡くした川嶋さん。悲しみに沈んでいた時期に、当時所属していた事務所の社長の故郷である光市に招かれ、1週間ほど滞在した経験があります。当時の思い出を、次のように語りました。

「光市は山がとにかくきれいで、緑が生き生きとしていて……。素晴らしい景色を見させてもらって、あったかい人たちに触れることができて、自分の心の傷が癒されていきました」(川嶋さん)

 思い出の地での校歌制作。光市が4つの小学校を統合し、新しいスタートを切ることになったため、その節目を象徴する大切な歌を川嶋さんに託したいという声があがったのです。

「まさか校歌制作のお話が舞い込んでくるとは思わなくて、本当に皆様に感謝しています」と語る、川嶋さん。

 制作には約3か月を要し、地元の児童や保護者、地域住民との対話を重ねながら、光市ならではの風景や言葉、歴史を丁寧に拾いあげていったといいます。

「伊藤博文公が生まれた地でもあるので、『やっぱり“伊藤博文”は入れてほしい』という意見もいただいた。皆さんの思いが詰まりに詰まりまくっています」(川嶋さん)

 完成した校歌は子どもたちと一緒に披露する機会にも恵まれ、川嶋さんは「(子どもたちが)ものすごく元気でパワフルな声で歌ってくれて、すごく感激でした」と声を弾ませました。

 ラジオや音楽活動を通して、『いのち』や『希望』をテーマに発信し続ける川嶋あいさん。その根底にあるのは、「自分が受け取った優しさを、今度は誰かに届けたい」という純粋な気持ちです。

 今回の校歌制作においてもその思いが形となり、光市という場所で新たな絆が生まれました。

※ラジオ関西『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』2025年6月8日放送回より

◆『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(パーソナリティ:川嶋あい)◆
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