近年、若者だけでなく全世代で人気となっている「ライブ配信サービス」。配信専用アプリをはじめ、「YouTube」「TikTok」等のSNSでも誰もが手軽にもライブ配信ができるようになっています。なぜこれほどまでライブ配信のニーズが高まっているのでしょうか?
ライブ配信アプリ「133ch(イサミッチ)」のプロデューサー、そえPとつじPに話を聞きました。

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「ライブ配信アプリは『暇つぶしに見る』というよりも、配信者を中心としたコミュニティに『自分が参加している』という意識があり、外に出なくても気軽に利用できることが魅力。また、多くのコミュニティの中から参加したいものを選択できるので、視聴者とともにアプリが増えているのだと思います」(つじP)
どうやらライブ配信アプリは、人との関わりが希薄になりがちな現代において「コミュニティに参加している実感を得られるツール」となっているようです。
さて、前出の「133ch(イサミッチ)」は独自の進化を遂げている配信アプリとして、いま注目を集めているそう。一般的に、配信者も視聴者も無料で利用できるコンテンツが多い中「有料であること」が特徴なのだとか。
現在、シンガーやアイドル・ゴルフインフルエンサーなどの配信者がいる同アプリでは、有料化することで大きなメリットがあるとそえPは話します。
「収益化の仕組みが整っているため、配信者は自分の番組を作る感覚でより質の高いものを配信・提供できます。また収録配信ができたり、アーカイブに投げ銭が可能なことも特徴です。フォロワーが何万人いても、コレだけで生活するのはなかなか難しい業界。このアプリはしっかりと収入を得られる仕組みが置かれている」(そえP)

同アプリは配信者と視聴者の距離が近く、1対1でのライブ配信があるそう。
「これまでのライブ配信のイメージは『1対大勢』でした。このアプリなら『推しと自分だけ』という状況が作れて楽しめる。そうすることで、より配信者と視聴者の距離が縮まるのです」(つじP)
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「人との繋がり」「収益」など、ライブ配信によって“得たいもの”は人それぞれ。今後も新たなニーズが出てくるかもしれませんね。
(取材・文=迫田ヒロミ)
※ラジオ関西『Clip』2025年7月16日放送回より




