関西の夏本番を告げる天神祭(大阪市北区 大阪天満宮中心に24日・宵宮、25日・本宮)が始まった。宵宮の24日早朝、大阪市中心部を流れる堂島川での古式ゆかしい「鉾流神事(ほこながししんじ)」が執り行われた。

「鉾流神事」は、神童役の大阪市立西天満小6年・川北寛人さん(10)と、大阪天満宮の神職が「斎船(いわいぶね)」に乗って漕ぎ出し、笛の音が流れる中、船から木製の白鉾を浮かべて無病息災、国家安穏を祈願した。




25日の本宮では、午後に天満宮から西天満、淀屋橋(大阪市役所)界隈まで神輿が練り歩く「陸渡御(りくとぎょ・2022年に一部再開)」、夕方には堂島側から大川を船が行き交う「船渡御(ふなとぎょ)」と3000発の奉納花火が行われ、クライマックスを迎える。







