4月から国際化スタートの神戸空港 第2ターミナルの整備進むほか、シャトルバス登場でアクセス多様化 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

4月から国際化スタートの神戸空港 第2ターミナルの整備進むほか、シャトルバス登場でアクセス多様化

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 今年4月より、神戸空港では国際チャーター便の運行がはじまり、空港の利便性向上にむけて第2ターミナルの整備やアクセス手段の充実が進められています。

神戸空港の全景

 現在、週40便のチャーター便が就航しており、韓国・ソウル(仁川)、中国・上海(浦東)および南京(南京禄口)、台湾・台北(桃園)と台中など、5都市への行き来が可能となりました。空港施設内には、新たな商業スペースや展望デッキが設けられたそうです。

 国際化に伴い整備された第2ターミナルは、主要機能を1階に集約した構造です。チェックインから搭乗までの導線がわかりやすく、利用者にとっての利便性を重視した設計となっています。神戸を拠点とする企業の免税店や飲食スペースが併設され、旅の出発前に地元ならではの買い物や飲食が楽しめるのも特徴です。

搭乗待合室やチェックインカウンターなどの主要機能は1階に集約されている
第2ターミナル出発ロビーは開放感のある吹き抜け空間

 建物のデザインコンセプトは、『海に浮かび、森を感じる』。木材や植栽が多用されており、開放感ある空間が広がります。展望デッキからは神戸の街並みや明石海峡大橋を望むことができるほか、今後はさらなる店舗の拡充、イベントの開催も予定されているそうです。

神戸空港の第2ターミナル外観
神戸の街並みが一望できる2階の展望デッキ

 空港アクセスには、従来のポートライナーに加え、新神戸駅から空港を結ぶシャトルバス『マリンエアシャトル』が登場。混雑時の新たな移動手段として注目されています。平日朝のラッシュ時には特にポートライナーの混雑が見込まれるため、バスでの移動が推奨されています。

 同シャトルバスは三宮やポートアイランド内にも停車し、大きな荷物を預けられるトランクスペースも備えています。第2ターミナルの正面にも停車することから、国際便利用者には特に便利な手段となっているそうです。

 神戸市は、「今後も利用しやすい空港づくりを目指して取り組みを続けていく」としています。

※ラジオ関西『サンデー神戸』より

神戸市 港湾局 空港調整課 係長・長岡季彦さん(写真右)、神戸市 都市局 未来都市推進課の川嶋雄一郎さん(同左)、番組パーソナリティーのクマガイタツロウ(同中央)

(2025年7月20日放送回)

◇『サンデー神戸』
【番組HP】
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