「ミネラルウォーター」←実はめっちゃコストかかる飲み物だった! “より安全な水”があるって本当? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「ミネラルウォーター」←実はめっちゃコストかかる飲み物だった! “より安全な水”があるって本当?

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 スーパーやコンビニなどで当たり前のように目にするミネラルウォーター。「何処どこの山から採れた」などとラベルに書かれている事が多いですが、“単に山で水を汲んできた”だけではなく、実は様々な手間をかけて我々の元に届けられている事を知っていますか? 株式会社AQUANCE(兵庫県たつの市)の松永大仙さんに詳しく聞きました。

ミネラルウォーターのアレコレについて調査

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「ミネラルウォーターは自然の地層を通っている地下水を原水とした、『容器入り飲料水』のこと。採れる土地の風土によって含まれるミネラル分のバランスが異なり、味や口当たりに個性が生まれます」と松永さん。

 松永さんによると、ミネラルウォーターとして商品化されるためには設備投資と様々な工程を経ることが必要なのだそう。

「まずは厳しい水質検査をクリアせねばなりません。精密なろ過システムやボトリング設備も必須。その上で衛生管理・配送体制を整えています。安全でおいしい水を安定供給するためには、“水がきれい”と言われる地域でも相当な手間とコストをかけています」(松永さん)

水の恵みを丁寧に活かすには、惜しみない手間とコストが必要

 ちなみにミネラルウォーターよりも純度が高い水が「ピュアウォーター」。限りなく純水に近い水を作り出す精密なろ過システム『逆浸透膜(RO:Reverse Osmosis)』などを使い、ウイルス・バクテリア・重金属などの微細な不純物を0.0001ミクロン単位で除去した高純度の水を指します。赤ちゃんの調乳や医療現場でも利用されるほど、安全性が高いのが特徴だそうです。

より安全な「ピュアウォーター」

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 普段何気なく口にしているミネラルウォーターを調べると、様々なことが分かりました。

(取材・文=迫田ヒロミ)

※ラジオ関西『Clip』2025年8月13日放送回より

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