今年度の夏の全国高校野球大会(第102回全国高等学校野球選手権大会)の中止決定を受け、昨夏の兵庫代表で春のセンバツ出場を決めていた明石市立明石商業高校野球部の狭間善徳監督が代表取材に応じた。
狭間監督は最後の夏となる3年生について、「気持ちを考えると残念です」と述べたうえで、「次のステージに向かって取り組んでもらいたい」とエールを送った。
また、すべての選手たちに対し「学校再開のときに、顔と目を見て、ここまでと先のことについて話したい」とした。
県独自の大会を要望する声があることについては「もしあればメンバーは3年生だけで臨みたい」とし、地元市民やファンに対しては「感謝したい。応援があったからこそ、ここまで頑張れた」と話した。
全国各地で独自の大会を模索や期待する動きがあるなか、兵庫県高野連は22日に開く会議で検討するとしている。