歌手・タレントとしても活動する格闘家の角田信朗さんが、このたび、ラジオ番組に出演。今年で19年目に突入する歌手活動について振り返ったほか、今年開催予定のライブツアーについて意気込みを語りました。

歌手活動をスタートさせたのは、とある音楽番組で歌唱したことがきっかけでした。その後、Jリーグ開幕戦での国歌独唱、CMソングの歌唱などを経て、パチンコ「CR花の慶次-雲の彼方に-」の主題歌『傾奇者恋歌』をソロ歌唱したところ大ヒット。音楽活動は、今年で19年目に突入しました。
昨年2024年10月には、東京・名古屋・大阪の三大都市にて“クラブクアトロツアー”として『角田信朗 漢気LIVE〜風林火山〜林の章』を開催。同ライブには、サザンオールスターズの元メンバー・大森隆志さん率いる大森隆志バンドが参加しました。
そんな大森さんとは、サザンオールスターズ時代からの知り合いなのだそう。大森隆志バンドとしての活動をはじめた際に、「ゲストボーカルとして出演してくれないか」との打診があり、ライブに出演したところ、メンバーと息ぴったりなグルーヴ感を実感。角田さんからの「いつか単独ライブをするのが夢なので、そのときには帯同していただけませんか」との打診が実現する形で、クラブクアトロツアーで共演することになりました。
大盛り上がりだったという同ツアーが、このたび『角田信朗 漢気LIVE〜風林火山〜』シリーズとして、再び開催されることが決定。今年は、『火の章』としてパワーアップし、昨年開催した東京・名古屋・大阪に加えて、宮崎・博多(福岡)でもライブを行うことに。その初陣(『〜ROUND ZERO〜』)となった7月21日、大森さんの出身地・宮崎での特別公演は、過去最高の盛り上がりだったそうです。
『火の章』と題した今年のツアーでは、サザンオールスターズのカバーのほか、花の慶次シリーズを歌唱するという角田さん。さらには、同ツアーに向けて宇崎竜童さんが楽曲提供したオリジナルソングなども披露されるそうです。
宇崎さん作詞・作曲の楽曲は2曲あり、1960年代のアメリカを思わせるソウルフルでパワフルな『BROTHER & SISTER』、意気地なしな男の切ない心を歌うバラード『IN MY HEART』。それぞれ、9月10日(水)の公演で初披露される予定。同曲はライブ同日に配信リリースされます。
昨年建てられた、武将・前田慶次(慶次郎)の墓に、「前田慶次郎之墓」と揮毫(きごう)した角田さん。こういった取り組みも含めて、「そういうお役目があるんだろうなと思っている。夢や実現したいことというのはもうなくて、どれだけお役に立てるか。1人でも多くの人を笑顔に、元気にしていくかだと思っている」と話しました。
「僕の特技は、行ったこともない場所の会ったこともない人たちを笑顔にすること」と、角田さん。9月の4大都市でのライブはもちろん、マルチに活躍するその姿から、今後も目が離せません。
※ラジオ関西『Clip』より






