ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとネオ昭和アーティストの阪田マリンが木曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後1時~)。昭和カルチャーが大好きな阪田マリンが、“昭和の思い出”をテーマに募集したメールを紹介した。
最初に紹介したメールは、リスナーが母親に聞いたという昭和の思い出。母親から「昔は、先生に怒られたら水の入ったバケツを両手に持たされて、廊下で立たされたで!」と聞かされたリスナーは、「嘘やん。そんな朝ドラみたいな話あんの?」と思わず聞き返したという。
バケツを持って廊下に立たされた経験について尋ねられたサマンサは、「バケツは持ってないけど、廊下に立たされたことはある」と回答。当時は、「授業を受けなくていいからラッキー」と思っていただけでなく、通っていた学校の窓がすりガラスだったため、立たずに座っていたのだとか。
おまけに、「廊下に立たされている間に、友だちと売店に行ったこともあった」と明かすと、マリンは「青春ですね~」と目を細めて聞いていた。
続いて紹介したのは、“ゲイラカイト”に関するメール。ゲイラカイトとは、これまでの概念を覆すような斬新なデザインと高性能な飛行機能が評判になり、1970年代の日本で爆発的なヒットとなった凧(たこ)のこと。
田んぼでゲイラカイトを飛ばしていたところ、飛びすぎて鉄塔に引っかかったという、リスナー。メールは、「あのあとどうなったのか記憶にないのですが、あのときの平和で静かな景色が脳裏をよぎります」と続いていた。
「昔、ゲイラカイトを欲しいと思っていたときがあった」と、マリン。フリマアプリで売っていないか調べたところ、より飛ぶように改造されたものが10万円で販売されていたため驚いたという。この話を聞いたサマンサは、「高ッ!」と目を見開いて驚いていた。
最後に紹介したのは、銭湯にまつわるメール。
「男風呂と女風呂の間にあるのは、真ん中の壁1枚のみ。敷居はあるものの、屋根はつながっていて声が大きく聞こえる作りのため、女風呂からはお母さんや妹の声も聞こえて、男女間で会話をする人もたくさんいた」
メールを読み上げたマリンは、「マンガの銭湯のシーンで、カップルが『石けん投げて』と言って、男湯と女湯の間の壁を投げて渡すシーンが印象的だった」と話した。
サマンサも、「子どものころ、女風呂にいる母親に向かって『ママ、もう出るの?』と聞くと、『お父さんとゆっくりしてきなさい』と返事があった」と懐かしんだ。
その後、昭和の学校についての話になり、「昔は、液体石けんなんてなかった。みかんが入っているようなネットに、“レモン石けん”というのが入っていた」とサマンサ。さらに、「小便器には“においボール(消臭するための芳香ボール)”が入っていた」と話すと、マリンは「レモン石けんとにおいボールは、昭和あるあるなんですね」と聞き入っていた。
(文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip木曜日』2025年9月4日放送回より





