最近、テレビやSNSで目にする「ぬい活」という言葉。一体どのような活動なのか、株式会社ターリン・インターナショナルの企画部・笹川尚さんに話を聞きました。
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笹川さんによると、ぬい活とは「お気に入りを外出先に連れて行く」「服を着せ替える」「写真を撮ってSNSに投稿」など、ぬいぐるみを使って楽しむ活動のことだそう。

どのあたりの年代にハマっているのかというと、10代~30代がメインだと笹川さん。「純粋な“ぬいぐるみ好き”は昔から一定数いますが、最近の“推し活ブーム”によりどんどん広がっていっているようです」とのこと。

カプセルトイの製造を行う同社では、なんとぬいぐるみ用の「防災頭巾」までラインナップしているのだとか。「過保護なぬいぐるみの親御さんたちから反響がありますね。『うちの子にサイズ合うかな?』『うちの子もこれで守ってあげたい』といった言葉を頂いています」と笹川さん。

70歳を超えた大物俳優がSNSに投稿するなど、老若男女問わず浸透しつつあるぬい活。その魅力について、笹川さんは次のように話します。
「犬や猫など生体とは違いぬいぐるみは世話をする必要もありませんし、どこへでも連れて行くことができます。誰でも気軽に楽しめるのがぬい活の魅力なのでは」(笹川さん)

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ぬい活を含め、さまざまな「~活」が巷に登場している昨今。今後はどのようなブームが誕生するのでしょうか。
(取材・文=迫田ヒロミ)
※ラジオ関西『Clip』2025年9月16日放送回より




