ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとネオ昭和アーティストの阪田マリンが木曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後1時~)。「急に冷めた瞬間」というテーマでメールを募集したところ、さまざまな体験談が寄せられた。
マリンが紹介したのは、男性から寄せられたデートにまつわる話。気になっている女性とデートでカニを食べに行った際、「むいてくれないと食べれなぁ〜い」と言われた瞬間に恋心が一気に冷めたのだという。
メールの最後に書かれていた「ちなみにお2人は自分でカニをむきますよね?」という質問に対して、サマンサが「自分でむけない。むいてほしいがに~!」とおどけると、マリンは「きついかも……」と笑っていた。
素に戻って「仕事でピエロしてんねん」というサマンサの言葉に、マリンは「急にリアル出してこないでください」とツッコんでいた。
そんなマリンは、「そもそもデートでカニを食べにいかない」とコメント。「カニいいやんか。高級食材やのに」と反論するサマンサに、「カニ味噌を奥の奥まで吸い尽くしたいので、ある程度の信頼関係ができた人としかカニは食べに行かない」と断言していた。
続いてサマンサが紹介したのは、学生時代に好きだった人との久しぶりの連絡にまつわるメール。
学生時代、片思いの相手と2人で出かけたり、プレゼントを送りあったりしていたものの何かあるわけでもなく、卒業後は疎遠になっていたというリスナー。数年後、相手から「久しぶりにどこかに行かない?」と連絡が。
最初はうれしかったものの、「相手のSNSアイコンが自撮りでラッパーのような格好をしている自撮り写真であることに気づいた途端、一気に冷めてしまい誘いを断った」とのこと。
「会ってみてから決めてもよかったのに」と話すマリンに、サマンサも「最近の動向を聞くなかで話に花が咲いたかも」と共感。続けて、サマンサは「人生一度きり。皆さん、いろいろなキャラクターに挑戦されるわけですから」とコメントしていた。
ほかに紹介したのは、美人な女性に関するメール。
あるリスナーによると、スーパーの店内に「30才ほどで茶髪にミニスカートという、べっぴんのヤンママと5才ほどの男の子がいた」とのこと。メールには、「その男の子がママのミニスカートをめくろうとすると、母親が『何するんじゃ殺すぞ!』とドスのきいた声で怒鳴ったのを見て急に冷めた」という本音がつづられていた。
サマンサが、「公衆の面前で(スカートを)めくられたらたまったもんじゃないし、そら言うけど。このときの言葉のチョイスが恐ろしい」とこぼすと、マリンも「もうちょっと何かありましたよね」と深くうなずいていた。
そのほか、「席を外しているとき、彼女に勝手に携帯を見られた」「ドリンクバーで後ろに待っている人がいるのに、気にせず何本も飲み物を入れているのを見て冷めた」など、特に恋愛にまつわるメールが多く寄せられた。
(文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip木曜日』2025年9月11日放送回より





