ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとネオ昭和アーティストの阪田マリンが木曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後1時~)。「どうしても納得できなかったこと」をテーマにメールを募集し、さまざまな体験談が寄せられた。
とあるリスナーからは、新幹線でのできごとが寄せられた。「横浜から大阪に帰るとき、新幹線の指定席に座ろうとすると女性が座っていた」という。自身は窓際のE席を予約したが、女性がその席に座っていたため話しかけて乗車券を見せるも、「あなたはここです」とD席に座るように促されてしまったとのこと。納得がいかずモヤモヤしながらもD席に座っていると、その女性は名古屋で「すみません」と謝りながら降りていったのだとか。
このメッセージに対し、マリンは「女性は途中で間違っていることに気づいたけど、言えずに座っていたんでしょうね」と予想。サマンサが「私は間違っていることがあってもなんか避けられる」と言うと、マリンは笑っていた。
ほかに紹介したのは、「学生時代の出席番号順に納得できない」というメール。
リスナーの苗字の頭文字は「や」のため、いつも最後のほうだった。体育や音楽などの実技試験がある科目は苗字が「あ」のほうからスタートすることが多いため、「緊張する待ち時間が長いのはとても不公平だ」と感じていたという。
メールは、「終礼後にクラス全員が順番に呼び出される個人面談も終わりのほうです。帰る時間は遅くなるし、先生も終盤は疲れてイライラされる方もいる。たまには、出席番号の後ろからやってほしかったです」と続いた。
マリンが「『あ』からはじまる人は、前に座らなあかんから嫌やったはず」と言うと、サマンサは「前のほうの席に座ったときに先生の唾液が散るから、下敷きでガードしたことがある」と懐かしんでいた。
そのほかにも、「ネットで家電を買った数日後、値段が下がってしかも付属品が全部セットになって売られていた」「空港の荷物検査で、シェービングフォームの缶にフタがついていなかったため放棄しないといけなくなった」など、さまざまなエピソードが寄せられた。
(文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip木曜日』2025年9月18日放送回より





