長野県で生まれたオリジナルのブドウ「クイーンルージュ」が、今、旬を迎え、関西にも続々と出荷されています。
「クイーンルージュ」は、長野県果樹試験場が開発した赤系ブドウのオリジナル品種で、2019年に品種登録されると、2年後の2021年、市場にデビュー。美しい赤色の果皮と濃厚な甘みが特徴で、種がなく皮ごと楽しめるため、子どもから高齢者まで幅広い世代に人気です。栽培は長野県内の生産者に限られており、日照時間が長く雨の少ない気象条件を生かして、高品質なブドウが育てられています。
関西への出荷は10月中旬ごろまでがピークで、クイーンルージュの味を楽しめるのは10月いっぱいだといいます。百貨店やスーパー、専門店などに並ぶほか、10月16日には大阪駅前第1ビル地下2階イベントスペースで長野県産のクイーンルージュとシャインマスカットの販売イベントも予定されています。
長野県の担当者によると、今年は着色も良好で、例年に比べて出来栄えが良いそう。「(長野のクイーンルージュは)デザートとして家庭で食べるのはもちろん、贈り物にも最適。『今しか食べられない味』を味わってほしい」と述べていました。







