「剥がれにくくかぶれにくい」 医療現場が注目のテーピング 開発者は“異色の経歴”の持ち主【PR】 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「剥がれにくくかぶれにくい」 医療現場が注目のテーピング 開発者は“異色の経歴”の持ち主【PR】

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 スポーツや医療の現場で、あるテーピング製品が注目を集めつつあります。それは「キロテープ」。一般的なテーピングとは一線を画すこの製品の最大の特長は、「剥がれにくく、かぶれにくい」ことです。開発したのは、株式会社KGの代表取締役・松本佑一郎さん。素材と真摯に向き合い、従来の課題を克服する製品にたどり着きました。

株式会社KG代表取締役・松本佑一郎さん

 キネシオロジーテープは筋肉や関節に沿って貼ることで動きをサポートしたり、痛みの軽減を促したりする目的で使用されます。医療やスポーツの現場では定番のアイテムですが、従来の製品には「剥がれやすい」「かぶれやすい」といった課題の声も少なくありませんでした。こうした課題に対し、松本さんは素材そのもの、特に“糸”に着目しました。一般的なテーピングには綿素材が使用されることが多いのに対し、キロテープではマイクロファイバー素材を採用しています。水に強く通気性も高いため、汗をかいた後やシャワーを浴びた後でも剥がれにくいのが特長です。

「多くの人は“かぶれ”の原因を粘着剤に求めますが、僕は『そもそも意図が間違ってるんじゃないか』と考えました」と松本さん。素材から徹底的にこだわった結果、原価を度外視してでも品質を追求。接骨院やスポーツの現場からのリピート注文も増えており、水に濡れる機会の多い水球部での使用実績も報告されています。

 キロテープの開発がスタートしたのは、今から10年前のこと。当時の松本さんは、テーピング業界とは全く無縁の東京・恵比寿のシャンパンバーで働くバーテンダーでした。転機は28歳のとき。まったく異なるテーピングの世界に飛び込むことを決意したのです。

「ワイン全体で勉強するとかなり広い。シャンパーニュっていうのは、ある程度限られた中で、とにかく奥深いんですよね。実はキネシオロジーテープも同じ。テーピングも『ホワイトテープ』『エラスティックテープ』『キネシオロジーテープ』がある。テーピングで利益を出そうとするなら、絶対どの種類もやらないといけないんです。ある程度こだわって作るってなるとかなり奥深い」(松本さん)

 開発を進める上で大切にしてきたのは「トレーナーの“手の代わり”になりうるテープを作ること」だとか。松本さんいわく、「整骨院や病院に行って先生に触ってもらうとやっぱり楽になる。その効果をテープで持続させる……というのが裏テーマなんです」とのこと。

(左から)パーソナリティーの田中大貴、株式会社KG代表取締役・松本佑一郎さん、パーソナリティーの林歳彦

 “テープ道”を極めるべく邁進する松本さんには、大切にしている言葉があるそうです。それは、世界的製薬会社「MSD」創業者の息子であるジョージ・W・メルク氏の発言。「医薬品は人々のためにあるのであり、利益のためにあるのではないことを決して忘れてはならない。利益は結果として得られるものである」というもの。

 これを胸に、松本さんは日々の開発に向き合い続けています。「僕の役割は、必要としている人の元に最良のテープを届けること。キロテープを世界中に届けるまでは休めません」と語り、インタビューをしめくくりました。

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2025年9月15日放送回より

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