10月からスタートした、バレーボール・SVリーグ女子の2025-26シーズン。序盤戦で快進撃を見せているチームの1つが、ヴィクトリーナ姫路です。今季最初のホームゲームとなった10月25日と26日の第3節アランマーレ山形戦でも2連勝し、現在、6戦全勝で首位に立っています。
25-14、25-22、25-15とセットカウント3-0のストレートで勝利した25日の一戦では、新戦力の1人、元イタリア代表のカミーラ・ミンガルディ選手が活躍。186cmの長身をいかした高い打点からのアタックと、その明るいキャラクターで、チームを勢いづけました。
元女子日本代表セッターの竹下佳江さん(ヴィクトリーナ姫路エグゼクティブアドバイザー)は、カミーラ選手について、プレーのみならず、声出しを率先して行ったり、チームメイトと明るくコミュニケーションをとったりして、チームのムードメーカーとなっていることを高く評価していました。
一方、26日の試合も、25-12、25-17、25-18と、ヴィクトリーナは山形を寄せ付けず。この一戦では、チームの強みでもあるボールを拾う、つなぐバレーが随所に見られ、最後は女子日本代表の宮部藍梨選手がアタックを決め切り、会場に集った2000人以上のファンとともに勝利の喜びを分かち合いました。
次節の11月1日と2日は、再び地元・姫路のヴィクトリーナ・ウインク体育館でホームゲームに臨むヴィクトリーナ。昨シーズンのプレーオフ準々決勝で敗れた因縁の相手、SAGA久光スプリングスとの対戦が待っています。
山形戦後に取材に応じたキャプテン・佐々木千紘選手は、久光戦について、「今シーズン(のヴィクトリーナ)はメンバーがガラッと変わっています。久光さんも以前とは違うメンバーがいらっしゃいますが、まずは自分たちができる・したいバレーをするというのはもちろんのこと、アグレッシブに攻めていくというのは変えずに勝ちに行きたいし、そのためにしっかり準備していきたい」と意気込みをコメント。そして、「応援してくれる皆さまにも背中を押していただきたい」と、ヴィクトリーナのファン・サポーターへさらなる後押しを呼びかけていました。
※ラジオ関西『竹下佳江のいいな117ヴィクトリーナ』より





