兵庫県の斎藤元彦知事が13日、ラジオ関西の生放送番組に出演し、兵庫県の魅力について商品を通じて発信するブランド「五つ星ひょうご」が今年度、新たに61品が選定されたことを受け、「本当においしいえりすぐりのものばかりなので、ぜひご愛顧いただきたい」とPRに努めた。

摂津・播磨・但馬・丹波・淡路という五つの地域から成る兵庫県の多彩な魅力を全国へ発信するため、2012年に県と県物産協会が「五つ星ひょうご」を立ち上げた。豊かな自然に恵まれた兵庫県には、他にはない御馳走や伝統ある工芸品が数多く存在し、五国それぞれの「地域らしさ」と「新しさ」を融合させた843品が選定されている。
2025年度には、新たに61品(食品など53品、民工芸品など8品)が仲間入りした。丹波の「黒豆あんバター」や淡路島の「フルーツオニオンポタージュ」、播磨の「ドライトマトのシロップ漬け」、但馬の「ミニダレスバッグ」、摂津の「しい茸ご飯の素」など、地域色豊かな逸品がそろった。
丹波の森公苑で11月初めに開催された「道の駅まつりwithいい丹波」で、認定されたばかりの商品がお披露目された。今後もバイヤー向けの内覧会や一般販売会を1月に開催し、さらなる販路拡大と情報発信を目指す。
斎藤知事は「インターネット販売もして、全国の方にも買ってもらえるようにしたい」と話している。






