副社長は“世界一のレゲエダンサー” ダンスで培った経験を経営に 「必要なのはファミリー感」と語る | ラジトピ ラジオ関西トピックス

副社長は“世界一のレゲエダンサー” ダンスで培った経験を経営に 「必要なのはファミリー感」と語る

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 トラックやバスのラッピング広告を手がける株式会社ハヤシコーポレーション(本社:大阪府枚方市)。取締役副社長の林勇作さんは同社を支える一方で、かつてレゲエダンスの世界一に輝いた経験を持ちます。そんな林さんが、これまでの経験で培った「チームづくり」の考え方を経営に活かす独自の手法について語りました。

(左から)パーソナリティーの田中大貴、株式会社ハヤシコーポレーション取締役副社長 林勇作さん、パーソナリティーの林歳彦

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 大学までは野球に打ち込んでいたという林さん。クラブに通うようになったことがきっかけでレゲエダンスの世界にのめり込んでいったそう。毎晩チームで踊りイベント出演やバックダンサーとしての経験を積む中で、ついには世界大会で優勝。レゲエの本場・ジャマイカでもその実力を証明しました。

 世界大会を機にレゲエダンサーとしての活動を退いた林さん。理由は、家業を継ぐ決意をしたから。「ただの遊びではないところまでダンスをやらせてもらえた。ここで一旦区切りをつけて、事業に専念しようと決めました」と振り返ります。

 現在、創業57年の同社において経営に携わる林さんが最も大切にしているもの……それは“社員との関係性”だとか。

「いまは人手が足りない時代。だからこそ転職もしやすい。そこで大事なのが『ファミリー感』や『絆』だと思います。これらをどう作り出していくかがとても重要。社員を『家族』だと思って接することが必要です」(林さん)

 林さんは、事業の枠にとらわれず取引先である運送会社の社内イベントに企画として参加。社員とその家族が参加する缶バッジづくりやお絵かきアートなどを実施するなど、チームのつながりを意識した取り組みを続けています。

「目の前のことに挑戦しながら、少し先の未来を描くのが一番いい。トライ&エラーを繰り返しながら成長していく『なんでも屋』のスタイルを続けたい」と林さんは今後の展望を述べ、インタビューを締めくくりました。

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2025年11月3日放送回より

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