バレーボール元女子日本代表の竹下佳江氏が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、エグゼクティブアドバイザーをつとめるSVリーグ女子・ヴィクトリーナ姫路の戦いを振り返るとともに、前半戦で活躍が目立つ新戦力についても触れました。

11月24日放送のラジオ関西『竹下佳江のいいな117ヴィクトリーナ』内でピックアップしたのは、8日と9日にサイデン化学アリーナさいたまで行われた、埼玉上尾メディックス戦。8日の試合ではフルセットの末に惜敗したヴィクトリーナでしたが、9日では3-1と勝利。連敗を3でストップしました。
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――8日の試合はいかがでしたか?
【竹下氏】 この試合では、リベロに吉田眞奈選手が起用されていましたね。チームのためにと頑張ってる姿が印象的でした。ただ、(新戦力の1人で)サイドの野中瑠衣選手がこの日だけで70本も打っている……。どうしてもサイドに集まるという意味では仕方がないところもありますが、レシーブもしないといけないポジションなので、やっぱり疲労が溜まりますよね。試合後になりますが、休めるときは本当に休んでほしいですね。

――では、9日の試合はどうしょうか?
【竹下氏】 この日は、新戦力の1人、カミーラ・ミンガルディ選手が79本も打っていますね! いやぁ~、これはすごいです。それに決定率が41.8%、すごく頑張りました。同時に、ここまで持ってきているのは、やっぱりボールを拾っているから。この試合ではリベロを福留慧美選手に戻していましたが、彼女のディグ(※スパイクレーシブ)は素晴らしいですね。

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竹下氏とともに番組パーソナリティーをつとめるタレントのタージンさん(ヴィクトリーナ姫路スペシャルサポーター)は、福留選手について、「新加入選手ですが、試合にずっと出ていたりと活躍が目覚ましい。それとともに、とてもヴィクトリーナの皆さんにも溶け込んでいて、良い雰囲気ですね!」と話していました。
また、竹下氏は「埼玉上尾メディックスさんはとてもチーム力が高く、まとまっていて強いチーム。もちろん2勝できるのが一番良いですが、そういったチームに1勝1敗という形であれ、勝点を取れているのはとてもいいと思いますね」と、チームを評していました。
なお、ヴィクトリーナは、15日と16日の岡山シーガルズとのアウェイ戦を2試合ともストレート勝ちすると、直近の22日と23日に行われたホームゲーム、KUROBEアクアフェアリーズ戦で、いずれもフルセットにもつれる激戦を制し、5連勝を達成。ここまで11勝3敗、勝率0.79で2位につけています。23日のKUROBE戦では、元女子韓国代表のイ・ジェヨン選手がチーム最多となる59本のアタックを放ち、24得点を記録。チームの勝利に大きく貢献しました。





