1年間の移行期間が終わり、発行済みの紙やプラスチック製の健康保険証は12月1日までにすべて有効期限を迎えた。2日から、マイナンバーカードを保険証として使える「マイナ保険証」が本格的に運用されることを受けて、神戸市もマイナ保険証の登録を呼びかけている。

マイナ保険証の登録は、マイナンバーカードを持っている場合、スマートフォンやパソコンから、オンラインサービス「マイナポータル」で手続きが可能。あわせて、対応している医療機関や薬局に設置されている顔認証付きカードリーダーでも登録が可能となっている。
一方、まだマイナンバーカードを持っていない人や、マイナンバーカードにマイナ保険証を登録していない人には、加入している保険者から資格確認書が送られ、提示すればこれまで通り保険診療を受けることができる。
神戸市ではマイナ保険証への登録を支援するため、区役所のマイナンバーカード受付窓口で手続きを受け付けている。また、仕事帰りや買い物ついでにも立ち寄りやすいよう、三宮のセンタープラザと学園都市のキャンパススクェアにサテライト窓口を設け、平日夜間や休日(祝日を除く)も対応している。
市の担当者は「マイナ保険証は安全で質の高い医療を便利に受けられるようにするための取り組み。ご自身の健康を守るため、将来の医療体制のため、この機会にマイナ保険証の登録と利用をお願いしたい。神戸市も全力でサポートしていく」と述べている。







