サッカー・J1のヴィッセル神戸は25日、DF本多勇喜選手(34)が同じJ1の清水エスパルスへ完全移籍することに決まったと発表しました。

愛知県一宮市出身の本多選手は、阪南大学を経て、アカデミーで育った名古屋グランパスでプロ入り。その後、京都サンガF.C.を経て、2023年からヴィッセルの一員となりました。
けがで満足いくプレーができなかった京都時代から、再生を期してクリムゾンレッドにやってきた守備職人は、跳躍力の高さ、粘り強い守備、左足の正確なフィード力をいかして大活躍。チームの堅守を支え、ヴィッセルのJ1連覇、2024年の2冠に大きく貢献し、チームメイトからは“影のMVP”と称されることも。サポーターにも愛される存在でした。
吉田孝行監督とともに新天地・清水へ向かうことになった本多選手。「このたび、清水エスパルスに移籍することを決めました。2023年にヴィッセル神戸に加入して3年間という短い期間でしたが、この間にJリーグ連覇、そして天皇杯と、3度も優勝することができて本当に幸せでしたし、素晴らしく、そして濃密な時間を過ごすことができました。今回の移籍においてはすごく悩みましたが、新たなチャレンジをしたいという気持ちが大きくなり、移籍を決断しました。ヴィッセル神戸のファン、サポーターの皆さん、加入当初から温かい声援をいただき、本当にありがとうございました。僕自身は神戸を離れますが、ヴィッセル神戸のACLE制覇を心より願っております」と、ヴィッセルを通じてコメントを寄せています。
本多選手の移籍を受けて、SNSには「本ちゃんありがとう 本当に空中戦を見てて負ける気がしないと感動してました」「ほんまに行ってまうんや、、、、本当に大好きな選手です。ありがとう」「たくさん助けてくれてありがとうございました 神戸戦以外でがんばって」など、これまでの感謝とともに、別れを惜しむ声が相次いでいます。





