SV女子の姫路、年内最後のホームゲームで強豪NEC川崎と対戦 皇后杯のリベンジ期す チケット完売

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 バレーボール・SVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路は、年内最後となるホームゲームを、12月27日と28日に、兵庫県姫路市のヴィクトリーナ・ウインク体育館で行います。対戦相手は、リーグ戦首位の強豪・NECレッドロケッツ川崎です。

 SVリーグで3位のヴィクトリーナと首位のNEC川崎という、上位対決。ヴィクトリーナは福留慧美選手・宮部藍梨選手・野中瑠衣選手、NEC川崎は山田二千華選手・中川つかさ選手・和田由紀子選手・佐藤淑乃選手と、互いに多くの女子日本代表選手を擁することもあり、注目度は高く、すでに2日間とも、前売りの段階でチケットは完売となっています。

 今シーズン最初の対戦となった皇后杯準決勝では、ヴィクトリーナが0-3とストレート負け。昨シーズンのリーグ戦でもNEC川崎に2敗しており、チームにとっては鬼門の1つです。

 ヴィクトリーナとしては、リベロの福留選手を中心に粘り強く拾うバレーを実践し、日本代表の注目株である佐藤選手や、昨シーズンのSVリーグ得点王に輝いたシルビア・チネロ・ヌワカロール選手らを抑えたいところ。そのうえで、エースアタッカーのカミーラ・ミンガルディ選手を軸に勝負どころで得点を重ねつつ、キャプテン・佐々木千紘選手のサーブなどで相手を崩していくことが、リベンジへのカギとなりそうです。

ヴィクトリーナ姫路の選手たち。白のユニフォームがリベロの福留慧美選手(写真:ラジオ関西)

 さらに、今シーズンからNEC川崎を率いる中谷宏大監督は、ヴィクトリーナ草創期にコーチや監督としてチームを支えてきた人物。その指揮官の教えを受けたヴィクトリーナの選手たち、佐々木選手、田中咲希選手、櫻井美樹選手、渡邉かや選手や、昨シーズンまで中谷監督とAstemoリヴァーレ茨城でともに戦った野中選手が、恩師の前で成長のあとを見せられるかにも、期待がかかります。

 なお、試合は両日とも、午後2時5分から開始予定。前売りで全席完売のため、当日券の発売予定はないとのことです。

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