「お喋りマダム」「お婆さんのイビキ」 楽しみにしていた時間が… 落語好きリスナーに起こった不幸

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 ラジオ関西『Clip』水曜日の「不幸話」がテーマとなったコーナーで、リスナーから寄せられた悲しいエピソードの数々が紹介された。(※番組パーソナリティー:ワタナベフラワー)

ワタナベフラワー・ベースのムサ

☆☆☆☆

【子どもに対する注意の仕方】

「5歳の息子のしつけについて悩んでいます。『走ってはいけない場所では走らない』『静かにしなくてはいけない場所では静かにする』など、同じ注意を毎日しています。ですが、朝起きると息子の記憶は初期化されているようで……。皆さんならどうやって指導しますか?」

 教育の話になると情熱スイッチが入るボーカルのクマガイタツロウ。「子どもたちはこれまで『あれをやるな』『それはダメだ』と怒られ、行動をストップされる方向で教育されてきた。ただ、全員それをちゃんと守れたかといえば守れていない。だったら、教育は促すほうに変えていかないといけない。やったらダメ、ではなく、『やったらイイ』ことをしたら褒める。自分がなぜ楽器をやっているかといえば、過去に褒められたから。やりたいことや向かう先は、褒められたり認められたりすることから始まると思う。もちろん、命にかかわるような問題などは強めにストップをかけるべきですが。例えば、走ったらダメな場所で“走らなかった”ときには『走らずにいれたね、偉いね』というようにきちんと褒めるということが大事。子どもは“できなくて当たり前”という事を認識し、褒めて促すほうに教育は進むべき」と熱弁した。

ワタナベフラワー・ボーカルのクマガイタツロウ

【自分たちだけ楽しければイイの?】

「先日、落語を見に行ったときの出来事です。席について開演を待っていると、私の後ろの席に賑やかな2人組のマダムがやってきました。開演までの15分、2人はずっとしゃべり続けていて『しんどいな』と思っていました。やっと落語が始まり『やれやれ』と思ったのもつかの間、マダム達の会話は公演中も続き、落語が聞こえないほどの話し声。私だけでなく、両隣のお客さんも困った顔をしていました。中入り後は感動する演目に入ったため、マダムも聞き入っていたので一安心。……かとおもいきや。今度は私の前の席のおばあさんがいびきをかきながら爆睡。“マダムのペチャクチャ”と“いびき”を聞きにきたのかと思うと悲しかったのですが、もしかしたら私も誰かに迷惑をかけていることがあるかもしれないと感じ、これからは自分も気を付けたいと思った一日でした」

 降りかかった不幸を自分への気づきに変換できるこのリスナーに、メンバー達は感心。続けて「みなさん落語を聞きに来ているので、この場合は注意してもいいと思う。知り合いと見に来たらワイワイしたい気持ちもあると思うけど、落語に没入したい人たちが多いので、静かにしてほしい。『黙れ』ですよ」と、おしゃべりマダムに苦言を呈した。

お友達とのお出かけ、楽しいのは分かりますが……

【期待してたのに】

「ネットの評価で星が4つ以上の人気店でランチをすることに。13時過ぎだったので行列も少なく、店員さんも愛想がよかったので期待度はMAX。着席し、ミックスフライ定食を頼んで待つこと30分。そこに到着したのは焦げて真っ黒のフライたち。『見た目と違い味はおいしいのだろう』と思って食べてみたものの、いたって普通。人気店で30分待って食べたのが、1800円の焦げたミックスフライ……悔しいです」

 これにはスタジオのメンバーも「悔しいね~」と同情。クマガイとギターのイクローは飲食店の行列には並ばない派だという。「並ぶことでハードルが上がってしまうし、並んでいる時間を時給換算してしまっておいしくなくなる。1時間並ぶラーメン屋なら伊勢海老でも入ってないと納得いかない」と持論を展開した。

ワタナベフラワー・ギターのイクロー

※ラジオ関西『Clip水曜日』12月17日放送回より

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