中学生から高校生にかけての子どもは、ぐっと身長が伸びたり肉付きが良くなるなど成長が著しく、それに伴うインナー探しは成長しきった大人のものより難しいと言えます。下着メーカー・株式会社ワコールの商品開発チームが、成長期の下着開発をめぐる現状と課題について語りました。

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「インナーを意識せず活発にスポーツをしている子もいれば、ブラジャーデビューを迎える子もいる。体の成長スピードや変化の仕方、そして心の状態にも個人差が大きくあります」と担当者。こうした多感な時期に「ワコールの下着を選んでみようかな……」と思ってもらえる商品がまだ十分ではない点が課題だと感じているとのこと。加えて、「とくに高校生はとても曖昧な時期。大人でも子どもでもない。そういう状況におかれている子どもの心と体に、下着メーカーとして寄り添うことができれば」とも。

中・高校生世代だけでなく、妊娠期や月経期の悩みについても話題に。「妊娠期ならではの悩みをしっかり解決できるアイテムを数多く展開したい。お客様視点で『何が求められているのか』『どんな機能をプラスすれば満足し愛されるか』ということを起点にしたアイデアが求められています」と明かします。

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インタビュー中、メンバーたちが共通して口にしていたのが「愛されるものを作る」ということでした。このフレーズは新入社員の頃から繰り返し伝えられ、日々のものづくりにおける判断基準になっているといいます。
着心地が重視されるインナー開発においては、「肌触り」「フィット感」さらに「安心感」が最優先されます。しかしながら、体に直接触れるものを扱う者として、メンバーの持つ真摯な精神も欠かせない要素のひとつかもしれません。

※ラジオ関西『ハートフルサポーター』2025年12月22日放送回より





