アジアリーグアイスホッケーのスターズ神戸、地元・神戸初ホームゲームへ意気込み「必ず勝利を届ける」

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 アジアリーグアイスホッケーのスターズ神戸は、地元・神戸で初となるホームゲームを、1月30日(金)と31日(土)にポートアイランドスポーツセンターで行う。クラブにとって歴史的な一戦を前に、選手やスタッフが意気込みを語った。

 西日本初のプロアイスホッケークラブとして、今シーズンからアジアリーグアイスホッケーに参入しているスターズ神戸。

 神戸と尼崎をホームとし、これまでのホームゲームは兵庫県尼崎市の尼崎スポーツの森で行ってきた。今回が初の神戸開催となる。

 特別な舞台を前に、チームの士気も高まっている。27日、神戸市内で行われたトレーニングでは約2時間、リンクでシュート練習や連係面の確認などを行い、選手たちが精力的に汗を流す姿があった。

トレーニングの様子 2026年1月27日撮影(写真:ラジオ関西)

 その後、取材に応じたキャプテンのDF青山大基選手は「神戸開催ということで、たくさんの方が足を運んでくれると思う。満員の中でプレーできる幸せを感じながら試合に臨みたい」と話す。

 また、FW矢野倫太朗選手も「ようやく神戸で試合ができる。クラブにとって歴史的な一戦になる」と強調。「神戸のファンの前でプレーできる喜びをかみしめながら、来てくださった方に『本当に来てよかった』と思ってもらえる試合にしなければならない。必ず勝つという強い気持ちで臨む」と闘志を燃やす。

 GK石田龍之進選手は、この試合の持つ意味の大きさに触れた。「ここで多くの方にスターズ神戸やアイスホッケーの面白さを知ってもらうことが、来年、再来年、5年後、10年後の関西、そして神戸のアイスホッケー文化の発展につながっていく。今回は特に気合いを入れて挑まないといけない」。

トレーニングの様子 2026年1月27日撮影(写真:ラジオ関西)

 ただし、相手はリーグ2連覇中で、今シーズンも2位につける強豪・HLアニャン。11月に尼崎で行われた3試合では、いずれも4失点を喫して敗れている。

 リベンジを期す青山選手は「僕たちはフレッシュに、泥臭くやるだけ。どんな形でも1点を取り、必ず勝利を届けたい」と意気込む。

 守備の要となる石田選手も、「最近はシーズン序盤に比べて攻撃力が上がってきている。あとはGKの僕を含めたディフェンス陣が、どれだけ失点を減らせるか」と分析。「ロースコアの展開に持ち込めれば、追い付く力はある。リードされても、同点、逆転を狙える位置で踏ん張り、チームのチャンスにつなげたい」と奮闘を誓った。

 チームを率いる外崎慶ヘッドコーチは、「神戸開催を望む声をたくさんいただいていた。多くのお客さんの前で試合ができることは、選手にとって大きなエネルギーになる」と期待を寄せる。

 アニャンについては「非常に規律のあるチーム」と警戒した上で、「我々も規律を持ち、我慢強くプレーできるかがキーになる」と、チームの一体感の重要性を語る。

外崎慶ヘッドコーチ(写真:ラジオ関西)

 リーグ戦25試合を終えてわずか1勝と苦戦が続くスターズ神戸だが、前節の横浜グリッツとのアウェイ2連戦はいずれも接戦に持ち込み、24日の試合では今季2度目となるペナルティ・ショット・シュートアウト(PSS)での敗戦と、白星まであと一歩に迫った。

「悔しい負けが続いたが、なぜ負けたのか、何が必要なのかを再確認している。それを実行できれば、チームはさらに強くなる。惜しい負けで終わるか、糧にできるかは自分たち次第」と外崎HCは語り、勝利に飢える選手たちに一層の奮起を促した。

 神戸の地で、王者相手に、ファンの声援を力にして躍動する姿を見せることができるのか。スターズ神戸にとって重要な一戦が、いよいよ目前に迫っている。

トレーニングの様子 2026年1月27日撮影(写真:ラジオ関西)
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