清酒の「小鼓」で知られる丹波市の酒蔵・西山酒造場が兵庫県で初めての「クラフトジン」を発売する。
ジントニックや、マティーニなどのカクテルに使われている「ジン」。外国のお酒というイメージが強いが、これを兵庫県の酒蔵が製造。その名も「小鼓(こつづみ) モンテオエステ ジン」。農業が盛んな土地である丹波で生まれた豊富な食材と、西山酒造場が長年培ってきた蒸留技術が生み出したオリジナルのジンになる。
従来のクラフトジンは、「辛口」が主流だが、この「小鼓 モンテオエステ ジン」は非常に柔らかくて優しい甘さに仕上がっている。先ほど例に挙げたマティーニなどのカクテルはもちろん、甘さのあるジンなので、ロックでゆっくり飲むのもオススメという。
▷丹波のボタニカルな魅力
「丹波でできた」というポイントをさらに深堀りしていきたい。
この「小鼓 モンテオエステ ジン」は、丹波生まれの厳選した食材を使っている。黒豆茶で苦みとコクを表現し、有機なた豆茶で甘み、ブルーベリーで微かな酸味と甘みを表現した。また、ベースのスピリッツには米焼酎、原料のお米は丹波産コシヒカリ「夢たんば」を採用している。
▷酒蔵ならではの技術
こうした丹波の素材を、酒蔵ならではの技術で美味しいジンに仕上げていく。
日本酒の酒蔵でしか扱えない新鮮な酒粕、場内の井戸から取れる超軟水の仕込み水を使っている。日本酒の酒粕と仕込み水の二つが、ジンのやわらかく優しい甘さを叶えた。
『ジントニック』小鼓こだわりのレシピ
http://www.tsuzumiya.com/images/ditail/20191024gin/gin_tonic_A4.pdf