兵庫県は2月20日、308億円の減額となる2月補正予算案を県議会に追加提出した。補正後の2025年度一般会計の総額は2兆4195億円となる。
新型コロナウイルス禍で中小企業に貸し付けていた制度融資の償還金が減少し、歳入・歳出が大きく減少したため、補正予算は計308億円を減額する。

国の重点支援地方交付金を活用し、中小企業や小規模事業者への設備投資支援、賃上げ環境の整備などを進める。
■企業の持続的な賃上げ環境の整備を促進するため、収益力の向上に資する設備投資を支援、経営指導員を核とした“伴走型”の経営指導を強化する。
■県西部の播磨灘で養殖マガキが大量死している問題を受け、県内の養殖業者に、国庫補助の対象外となっている種苗購入費を補助する。上限は購入費の半額で100万円。要所に関連する特定の共済に加入している業者や、夏場に強く、生存率が高い「三倍体マガキ」を養殖する業者が対象。


■日本酒メーカーが価格高騰する酒米を購入する費用の一部を補助し、安定供給の維持を目指す。日本酒の生産量が全国トップの兵庫では、2025年の酒米価格が前年比1.2~2.0倍と急激に高騰(兵庫県酒造組合連合会調べ)。酒造メーカーの海外輸出の見通しが不透明な中、価格転嫁を防ぐ狙いがある。関連経費として7億9000万円を計上。
補助額は、価格上昇分の半分を充てる。▼兵庫県産「山田錦」の大粒酒米~1俵(60キロ)あたり3000円▼「五百万石」などの中小粒酒米~同6000円▼加工用米~同5500円。
メーカーが酒米を共同購入する県酒造協同組合連合会のほか、組合非加入のメーカーも対象とする。






