全国唯一・ゴトゴト揺れる昭和レトロ 須磨浦山上遊園の「カーレーター」60周年 記念イベント実施へ

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 全国で唯一、神戸市須磨区の須磨浦山上遊園に現存する珍しい乗り物「カーレーター」が、3月18日、営業開始から60周年を迎える。この節目を記念し、同園を運営する山陽電車は、特別仕様のカーレーター設置をはじめ、記念品の配布や限定グッズの販売など、さまざまな記念イベントを実施する。

 カーレーターは、ロープウェイ鉢伏山上駅と園内の山頂を結ぶ乗り物で、「カー(車)」と「エスカレーター」を組み合わせた造語。2人乗りのかごに腰掛け、ゴトゴトと揺れながらゆっくり坂を上っていくものだが、「乗り心地の悪さ」がSNSで評判に。昭和レトロな雰囲気も相まって、まるでアトラクションのように楽しめると人気を集めてきた。1966年の営業開始以来、姿を変えながらも運行を続け、現在では全国で唯一残る存在となっている。

須磨浦山上遊園のカーレーター(画像:須磨浦山上遊園)

 60周年を記念し、3月18日から5月31日までの期間、赤いちゃんちゃんこをまとった「60周年記念カーレーター」2台を設置。期間中は係員も記念ハッピを着用し、園内は祝いムードに包まれる。18日午前には、神戸観光親善大使らを招いた記念カーレーターの除幕式も行われる。

 また、除幕式終了後から3月22日までの間、カーレーター利用者を対象に、先着5000人へオリジナル付箋(ふせん)の記念品を配布する。園内では、全18台のカーレーターに記念イラストを施したパネルを掲出するほか、須磨浦ロープウェイや山陽電車の一部車両にも、60周年記念ヘッドマークが登場する。

須磨浦ロープウェイの記念ヘッドマーク(画像:須磨浦山上遊園)
山陽電車の記念ヘッドマーク(画像:須磨浦山上遊園)

 このほか、顔出しパネルの新設や、昭和期の須磨・垂水・舞子周辺の風景を紹介する写真展、須磨寺公園から園内を目指す記念ハイキングイベントなど、関連企画も多数予定されている。須磨浦ショップでは、記念乗車券(硬券)やマグネット、ステッカーといった60周年限定グッズも販売される。イベントの詳細は須磨浦山上遊園の公式サイトに掲載されている。

60周年記念グッズ「記念マグネット・ステッカー」(画像:須磨浦山上遊園)
60周年記念グッズ「2連キーホルダー」(画像:須磨浦山上遊園)
須磨浦山上遊園案内図(画像:須磨浦山上遊園)
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