【訃報】上方落語家・露の団六さん死去 67歳 神戸愛深い“インテリ落語家” 先月まで高座に登場

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 神戸市出身の上方落語家・露の団六(つゆのだんろく、本名・井原俊二=いはらしゅんじ)さんが今月21日死去した。67歳だった。

露の団六さん(写真提供:上方落語協会)

 1980年に二代目露の五郎兵衛(当時は露の五郎、故人)に入門。神戸大学出身の“インテリ落語家”として、ラジオ関西(神戸市中央区)で、1987年から2001年まで冠番組『露の団六のニュース大通り』のキャスターを務めた。また、ダウン症の兄を持つことから、全国各地でダウン症に関する講演も。

 神戸をこよなく愛し、地元・東灘区のだんじりまつりには毎年のように参加。昨年は同級生に頼まれ、新長田の名所・鉄人28号のモニュメントの前でも落語を披露するなど、市民に親しまれた。

 数年前にがんと診断されたが、治療を続けながら、先月まで高座に上がっていた。

大好きだった神戸市東灘区のだんじりまつり(2025年5月)、団六さんのSNSより

 死去を受け、同じくラジオ関西でパーソナリティーを務めた同門の露の吉次さんは「師匠(露の五郎兵衛)のもと、兄弟弟子として兄さんにいろんなことを教えていただいた。兄さんが兄弟子でホンマ良かった。けど、なんぼなんでも早すぎるで」と語った。

 葬儀は27日、神戸市内で執り行われる。

まさかの、鉄人28号の足元での一席(2025年3月)、団六さんのSNSより

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