【兵庫ブレイバーズ】 独立リーグの現実と挑戦 資金6000万円の球団で若手がNPBを目指す

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 プロ野球独立リーグで、夢を追いかける若手選手たちが挑戦を続けています。兵庫県三田市を拠点とする「兵庫ブレイバーズ」は、限られた資金の中で選手が競技に集中できる環境を整え、NPB入りを目指す若者たちを支えています。

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 同球団の川崎大介代表は、独立リーグについて「夢を追い続ける場所であり、同時に諦める場所でもある」と話します。球団は発足時から地域密着型の運営を続けてきました。とはいえ、経営は決して楽ではありません。年間予算は約6000万円で、その半分を地元企業のスポンサー収入でまかない、残りはビジネスホテルのベッドメイク事業などの副業で補っています。限られた資源の中で、選手がプレーに集中できる環境づくりが大きな課題です。

(左から)パーソナリティーの安本卓史、兵庫ブレイバーズ・川崎大介代表と米山航平選手、パーソナリティーのKanon

 こうした環境の中、NPB入りを目指す外野手の米山航平選手は天理大学に通いながら二重生活を送り、今秋のドラフト指名を目標に掲げています。身長180cmを超える体格から繰り出す長打力が最大の武器で、川崎代表も「大きいのを飛ばすのがナンバーワン」と期待を寄せます。

 昨シーズン、チームから阪神タイガースに育成ドラフトで入団した山﨑照英選手に続くべく、米山選手は「何としても今年プロに行く」という決意を胸に毎日を過ごしています。自身のプレーについては「逆方向にも打てる長打力と、意外に走れる、意外に投げられるところを見てほしい」と語ります。チームには元阪神タイガースの久保康友氏(45)が在籍し、米山選手は親子ほど年齢の離れた大ベテランから多くを学んでいます。

「久保さんはアップからとにかく丁寧で、準備の大切さを教えてくれる。怪我をしない体作りを徹底されている姿は本当にお手本になります」と話し、レジェンドの背中を追いながら日々成長を続けています。

 米山選手は「まずはリーグ優勝して全国大会に出ることが目標。リーグ優勝して川崎さんを胴上げしたい」と語りインタビューを締めくくりました。

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 夢を追う若き選手たちの挑戦が、今年も三田の地を熱くしているようです。

※ラジオ関西『ハートフルサポーター』2026年3月23日放送回より

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