デビュー50周年を迎えた歌手の岩崎宏美さんがラジオ番組に出演し、自身の音楽人生や歌への思いを語りました。

昨年、デビュー50周年という節目を迎えた岩崎さんは、『ロマンス』や『聖母たちのララバイ』など、数々のヒット曲で知られる日本を代表する歌手です。番組では、歌とともに歩んできた半世紀の歩みを振り返りました。
音楽との出会いについては、4歳上の姉の影響が大きかったといいます。姉が通っていた成城学園で、小学2年生のころに同じ教師から歌を習いはじめたことがきっかけで、「合唱団での練習がとても楽しかった」と当時を懐かしみました。
その才能を早くから見抜いていたのも、担当教師でした。芸術祭の参加作品をレコード化する際には、本来は小学6年生が担う主役の吹き替えを、当時まだ2年生だった岩崎さんが担当したといいます。「ひろみちゃんはとにかく歌を大事にしなさい」という言葉は、現在も心に残っているそうです。
一方で、音楽大学の教師のもとで続けたレッスンでは、イタリア語の楽曲などに難しさを感じ、「よくサボっていた」と当時を振り返りました。
転機となったのは、中学生時代に同い年でデビューした森昌子さんの存在でした。
「自分と同い年の女の子が歌手デビューしたことが強烈で。『ああいう歌だったら私にも歌えるかもしれない』と思った」ことから、オーディション番組『スター誕生!』に応募。その場で複数のレコード会社からスカウトを受け、翌年にデビューを果たしました。
デビュー後は、歌番組中心の多忙な日々を送っていました。当時は生放送が主流で撮り直しがきかないなか、楽譜が読めず耳で楽曲を覚えていたことから、「『この歌を歌ってください』と言われるのが、いつもドキドキでした」と明かしました。
初めてのレコーディングでは、小節の把握も難しいなかで歌唱した経験が強く印象に残っているといいます。
「『指を差されたところから、覚えているメロディーを歌ってみなさい。ぴったりくるから』と言われて歌った瞬間の感動は、忘れられない。なんて心地いいんだろうって(思った)。あんなに感動したことはなかったです。歌番組でも、生のバンドで歌える喜びがあれば、なんでも楽しかった」(岩崎さん)





