日本シリーズ・オールスター・国際大会をはじめ、プロ野球でも長年審判を務めた丹波幸一氏。通算2000試合以上でジャッジを務めた中での様々な出来事を明かしました。

☆☆☆☆
試合中、審判は監督や選手と密接にコミュニケーションを取ることがあるそう。最も印象に残っているのは、野村克也監督とのやり取りで、それは楽天時代の田中将大投手の初登板時だったといいます。球審を務めた際、「審判から見て(マー君は)どう見える?」と尋ねられた丹波氏。「高卒1年目とは思えないコントロールの良さに驚いた」と答えたのだそう。
「捕手の心理作戦」についても語られました。捕手は審判にストライクゾーンを確認するだけでなく、あえて“バッターに聞こえるように”会話をすることがあるそう。そうすることで相手チームの打者の心を揺さぶるなど、グラウンドでは高度な心理戦が繰り広げられているのだとか。

自身が審判を務めた国際大会で感じたことについても言及。英語が公用語であるものの、実際はヒスパニック系の審判が多く、いつの間にかルール会議がスペイン語で進んでいたこともあったとか。「語学という武器を身につけた人が多くなれば、日本の野球界はさらにレベルアップするのではないでしょうか」と述べ、丹波氏はインタビューを締めくくりました。
☆☆☆☆
【丹波幸一】元・プロ野球審判。大学時代、オリックスで通訳のアルバイトをしていた際に野球への関わり方を考え、審判の道に進む。試用期間を経て、パ・リーグの審判としてキャリアをスタート。
※ラジオ関西『ハートフルサポーター』2026年3月30日放送回より





