水谷豊「カリフォルニア・コネクション」で登場 淡路の野外映画祭10周年で 監督・主演映画を初上映

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 淡路島の海辺が、映画と音楽、人々の笑顔に包まれた。国内最大級の野外映画祭として知られる「うみぞら映画祭」の10周年セレモニーが24日、兵庫県洲本市の大浜海水浴場で開かれ、俳優の水谷豊らが登壇。水谷自らが監督、主演する新作映画の初上映も行われ、集まった大勢の人々は波音を聞きながらイベントを楽しんだ。

「うみぞら映画祭2026」会場の様子(2026年4月24日、兵庫県洲本市)(C)Trysome Bros.

 同映画祭は淡路島の海と映画の魅力を発信する催しで、2016年から開催。海上に巨大スクリーンを置き、日没ごろから映画を上映する独自のスタイルで人気を集め、2025年は2日間で約1万人が訪れた。

 新作映画「Piccola felicità(ピッコラ・フェリチタ)~小さな幸せ~」は、水谷が企画・監督・脚本・プロデュース・主演を担当。人生の岐路に立つ3世代の男女3組による群像劇で、定年後に孤独を抱える男性、才能に悩む画家、恋に落ちた若者たちなど、それぞれの物語が交錯し、思いがけない形で希望へとつながっていく。色彩豊かな映像表現や音楽も特徴で、すべてのカットについて“飾りたくなる美しさ”を目指したという。キャストは水谷のほか、池谷のぶえ、菜葉菜、河相我聞、趣里、橋本淳ら実力派ぞろい。長女の趣里とは父娘初共演となる。撮影監督は会田正裕、音楽は山元よしきが担った。

「うみぞら映画祭」10周年セレモニーにて。左から会田正裕撮影監督、水谷豊監督(主演)、俳優・菜葉菜、オペラ歌手・藤井泰子 (C)Trysome Bros.

 イベントは10周年セレモニーからスタート。洲本市の吉平敏孝市長らの祝辞の後、軽快な生演奏とともに真っ赤なアルファロメオが会場入りした。水谷の代表曲「カリフォルニア・コネクション」に乗せて、水谷、菜葉菜、会田、オペラ歌手の藤井泰子が車内から姿を現すと、観客から大きな歓声が上がった。

 4人は笑顔で手を振りながら、海辺に敷かれたレッドカーペットをゆっくりと歩き、特設ステージへ。水谷は「10周年という記念の場にお招きいただきありがとうございます」とにこやかにあいさつ。菜葉菜は「水谷さんのお人柄が本当に分かる、温かくて優しくてユーモアのある、素晴らしい作品」と話し、「タイトルに込められた“小さな幸せ”を感じてもらえたら」と呼びかけた。

声援に応えながらレッドカーペットを歩く水谷豊ら (C)Trysome Bros.
あいさつする菜葉菜 (C)Trysome Bros.
熱唱する水谷豊 (C)Trysome Bros.
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