カンボジア拠点“匿名・流動型犯罪グループ” リーダー格の男、タイから移送・逮捕 被害総額10億円

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 カンボジアを拠点とする特殊詐欺グループのリーダー格とされる職業不詳の男(31)について、兵庫県警は6月25日までに詐欺容疑で逮捕、送検した。

 男は6月7日、タイで現地警察に身柄を拘束され、バンコクから日本へ移送された。
 兵庫県警は昨年10月、 拠点があるカンボジアへ大学生を連れ出し、「かけ子」をさせたとする国外移送目的誘拐や詐欺の疑いで計8人を逮捕し、関連捜査から男の存在が浮上した。

 兵庫県警によると、男は「かけ子」への指示役とリクルーター役として7件、約1億3000万円の特殊詐欺被害に関与したとみている。

兵庫県警本部(神戸市中央区)

 男の逮捕容疑は17人の日本人男女らと共謀して2024年7月、北海道小樽市の男性(66)宅に警察官や検察官などをかたり、「暴力団組員があなた名義の携帯電話を使っている 。すでにあなたの口座に400万円が(暴力団組員から)振り込まれている。協力しないと捕まえる」などと話を向け、100万円を詐取した疑い。兵庫県警は認否は明らかにしていない。

 男らは「匿名・流動型犯罪グループ」の一部 。日本国内の高齢者をターゲットに、犯行は少なくとも40件、被害総額は10億円を超えるとみられ、兵庫県警は全容解明を急ぐ。

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