SNSなどのマナーやコンプライアンスなどが話題になるなか、つぶやき続ける、企業SNS担当者、通称『中の人』たちの現状について、今回は「企業の『中の人』は複数人? それとも」と題してお届けします。
SNSは比較的新しいパーソナルメディアということで、いまだセクションとして確立している会社は少なく、特に中小企業においては専門の人間を配置しようにも手が回らないことも多々あるのが現状。そこで企業の『中の人』は各企業ごとに何人いるのか? 兵庫県にゆかりの深い企業22社からのアンケートをもとにまとめてみました。
単独で行っている(18社、81%)
Twitterを管理するのは1人が圧倒的に多かった。中小企業の担当者のみならず、大企業においても管理を行っているのは1人という回答が非常に驚く。ただTwitterという性質上、1対1というスタイルのため、キャラクターや対応などを一本化するメリットがあると考えられます。
複数人で行っている(4社、19%)
複数人で行っているところも、「メイン担当者がいて、画像やキャンペーン企画の素材作りなどで協力しながら行っている」(販売業)など、実質的には1人で行っている場合も。ただ「番組ごとのタイミングでRT(リツイート)などを行ってもらうため、12人」(放送業)など業態にあわせて変化してきている会社もありました。
単独で行う会社が感じるメリットにも書いたように、Twitterを行う上で、ストーリーやキャラクターなどをある程度定めることも、フォロワーを獲得するためのテクニックである。大手には複数人で行っている部署もあるが、そのハードルは高く、設定の共有などの課題も踏まえると、企業側担当者が『中の人』が『中の人々』になる日はまだ遠いようです……。
(情報元:5月31日午前2時放送 『#兵庫Twitter会中のひとーく』参加22社から)