コベルコ神戸スティーラーズ、新HCエリス氏らが抱負 連覇への挑戦は「エキサイティングなこと」

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 ラグビー・リーグワンのコベルコ神戸スティーラーズは17日、神戸市内で2026-27シーズンの新体制記者会見を開き、ヘッドコーチに就任した元ニュージーランド代表のアンドリュー・エリス氏(42)と、ヘッド・オブ・コーチングを担うウェイン・スミス氏(69)が抱負を語った。昨シーズン、リーグワン初優勝を果たしたチームは、新体制で2連覇を目指す。

新ヘッドコーチのアンドリュー・エリス氏(右)と、新ヘッド・オブ・コーチングのウェイン・スミス氏 コベルコ神戸スティーラーズ、2026-27シーズン新体制記者会見より 2026年8月17日(写真:ラジオ関西)

 ニュージーランド代表のスクラムハーフとして活躍したエリス氏は、2014年から6シーズン、スティーラーズで選手としてプレー。2018-19シーズンには共同キャプテンを務め、トップリーグ優勝に貢献した。スミス氏も2018年から3年間、総監督としてチームに携わり、エリス氏らを指導した。

 昨シーズン、チームをリーグワン初優勝に導いたデイブ・レニー氏らスタッフ陣が退任したスティーラーズ。クラブは、かつてチームのトップリーグ優勝に携わった2人を再び招き、リーグワン連覇に向けたチーム作りを託す。

 エリス氏は「私は誇り高き神戸の人間だと思っている。クラブ、会社、街のことを本当に愛している」と話した。現役時代には神戸で息子が生まれたことにも触れ、「第二の故郷だと思うぐらい、特別な街」と神戸への思いを語った。

 ヘッドコーチ就任については「これ以上光栄なことはない」と述べ、昨シーズン優勝したチームを率いることについて「自分たちが迎えるチャレンジは非常に大きい」と話した。2018-19シーズンにトップリーグを制したあと、連覇を目指していたものの、新型コロナウイルスの影響でシーズンが途中で終了したことにも触れ、「もう一度そのチャレンジができる。それは自分たちにとっても非常にエキサイティングなことだ」と意気込んだ。

 目指すラグビーについては、「早く、エキサイティングな、前を向いた」プレーを掲げ、スペースを見つけてボールを動かし、攻撃を仕掛けるスタイルを目指すと説明。「ファン、会社、そしてプレーしている選手たち自身が楽しめるラグビーを展開していきたい」と話した。さらに、選手のスキルや状況への対応力を高め、「目の前でチャンスがあったとき、絶対にそのチャンスで自信を持てるようにする」と語った。

コベルコ神戸スティーラーズ、2026-27シーズン始動メディア向け公開練習より 2026年8月17日(写真:ラジオ関西)

 一方、スミス氏は、エリス氏をヘッドコーチに推薦したのは自身だったことを明らかにした。2018年からともにチームを作った経験を踏まえ、「誰がクラブのことを本当に愛しているのか、誰が自分たちの求めているプレースタイルを理解しているのかと考えたとき、アンディらの名前が頭に浮かんだ」と、今回のコーチングスタッフの選考について説明した。トップカテゴリーでの指導経験が初めてとなるエリス氏については、これまで多くの優勝を経験していることなどを評価し、支えていく考えを示した。

 そして、「コーチとしてミスはしなきゃいけない。私のコーチングキャリアを振り返ったときも、機能しなかった内容のほうが間違いなく多い。ただし、トライし続ける歩みを止めてしまってはダメだ。トライし続けた結果、最終的に勝ち続けられるかどうかにつながる」と新HCにエールを送った。

 エリス氏もスミス氏について「本当に素晴らしいメンター」と話し、自身がチームのマネジメントやリードを担いながら、必要なときに支えてもらう関係になるという。

新ヘッドコーチのアンドリュー・エリス氏(右)と、新ヘッド・オブ・コーチングのウェイン・スミス氏 コベルコ神戸スティーラーズ、2026-27シーズン新体制記者会見より 2026年8月17日(写真:ラジオ関西)

 会見に同席した弘津英司チームディレクターは、2人がいた2018年当時を振り返って「創造的なアタック、スペースがあればどこからでも攻めるラグビースタイル、全員がチームのためにハードワークするスタイルに、すごくわくわくし魅了された」と評価。そのうえで、「この2人を中心に、今シーズン、どんなチームになるのか、どんなラグビーをしてくれるのか、私自身すごくわくわくしている」と期待を寄せた。

左から、新ヘッド・オブ・コーチングのウェイン・スミス氏、新ヘッドコーチのアンドリュー・エリス氏、チームディレクターの弘津英司氏 コベルコ神戸スティーラーズ、2026-27シーズン新体制記者会見より 2026年8月17日(写真:ラジオ関西)
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