女子サッカー・INAC神戸レオネッサの応援番組『カンピオーネ!レオネッサ!!』(ラジオ関西)5月25日放送回に、INAC神戸MF八坂芽依が電話出演。番組パーソナリティーの近藤岳登、赤﨑夏実のナビゲートのもと、ざっくばらんに、明るくトークを展開した。
『となりのトトロ』(草壁メイ)が名前「芽依」の由来という八坂。クラブ内でも、積極的にインスタグラムを通して「インスタライブ」を実施し、ファン・サポーターと交流している選手のひとりだ。視聴数も多く、人気のインスタライブとなっており、八坂自身も「びっくりしました! ちゃんと見てくれている人が多くて。何が気になるんですかね……」と驚きの様子。そこで赤﨑が「メイちゃんのインスタライブのいいところは、それこそ『抜けたところを見せてくれる』ところ。メイクや服がバッチリしていなかったり、かわいいのを着ているとかじゃないのが、なんかね、いいの!」と、人気の要因を、視聴者を代表してコメントしていた。
また、チームメイトである仲田歩夢とのインスタライブについても、番組で話題にのぼった。香水に詳しい仲田と、「もう『何それ?』って感じでした(笑)」という八坂のやり取りが、赤﨑らも「ほんとにかわいかった!」と大好評。その八坂は、好きな香水の匂いは「甘い匂い」だが、「INAC(神戸のなか)ではめっちゃブーイングです、私の香水」と、この趣向に関してはチームメイトには不評。それでも、「自分は自分を突き通してます!」と、芯の強さを感じさせた。なお、自身のインスタグラムでは、インスタライブのほかにも、「めい坊くっきんぐ」と題して、ストーリー機能を使って料理写真も投稿するなど、料理女子の一面も見せている。
近藤からは「この放送を聴いたら、男性は憧れると思うよ」と話すと、「練習や試合ではサッカー選手だけど、(家に)帰ったら全然違いますから。サッカー選手だからゴリゴリな感じとか、そういうのはやめてほしくて、『普通の女性ですよ』と。だから自分はインスタライブとかでもそういう感じで出していますね」と、思いを語っていた。
そして、番組内では、近藤からの恒例の質問、「好きな男性のタイプ」も問われた、八坂。「やさしくて、ちゃんと好きでいてくれれば全然いい。この人を支えたいとか思える人がいい。こういう職業をしているからこそ、恋愛とかでギクシャクしたくないですし、大事なのは中身ですよ」とコメント。サッカーに関しては「一緒にサッカーは見に行きたいけど、(自分のプレーは)見に来てほしくない。見に来るなという感じ(笑)」と、オンとオフは分けているようだ。
好きなタイプの具体性が見えてこないこともあり、近藤や赤﨑から「顔なら……」と、理想像を聞かれると、「南野拓実選手がめっちゃ好き!」という八坂。「内面は知らないですが、サッカーに対するプレーの姿勢や熱い感じがめちゃくちゃ好きです」と、そのイケメンさだけでなく、サッカーにストイックで、かつ、熱いプレーぶりにも心を打ち抜かれているとのこと。元Jリーガーの近藤が「サッカー教室を一緒にやったことあるけど、とても素敵だった。今度会ったら言っておくよ」というと、「それはダメです!」と全力でストップをかけ、照れながらも「自分はずっと憧れの人でいたい」と思いを話していた。
番組内でかかった八坂のリクエスト曲、WANIMAの「りんどう」については、「昨年出てないときがあったり、以前に(ヒザの)前十字靭帯をきって、(精神的な)波がすごかったときもあったので。そのときに知り合いに『これ聞きなよ』といわれて聞き出して、『落ち着く』『頑張れる』と思って、試合や練習前、沈んでいるときに聴いている。落ち込んだときに聞いたら強くなれそうな感じがするんです」と、八坂にとっては大事な1曲となっている。
番組でも元気はつらつな八坂だったが、近藤の「落ち込むことあるの?」という問いには、「私、結構ありますよ。本当に納得いかなかったとき、落ち込むというより、めっちゃ反省しますね。全然怒るとかはないですが、『いやー、(いい)パス出せなかったな』とか、悩むことはあるので。結構、自分の試合とか見るので、『やっぱりここだよね……』とか思ったり、サッカーの悩みもありますよ」と本音を吐露。「サッカーに関してはストイックなんですね」(赤﨑)、「オンとオフの切り替えもしっかりしているし、ちゃんとしゃべれるし、バカじゃねえな、きっと」(近藤)とパーソナリティー陣は八坂を称えていたが、八坂本人は「いや、私サッカーバカです(笑)」と明るく答えていた。
最後に、ファン、サポーター、リスナーへ「こんなご時世ですが、もうすぐしたら開幕すると思うし、私たちも試合のために練習も頑張りたいと思いますので、試合の際は応援に駆けつけてください!」とメッセージを送った八坂。近藤や赤﨑が「ありがとう! 楽しかった! こういうサッカー以外の話、いくらでもできるし、また来て!」と感謝を述べると、「また呼んでください! ありがとうございました!」と快く応じていた。